出版社内容情報
代々木ゼミナールのトップ地理講師が語る「統計から学ぶ経済」。
本作のテーマは「統計」。企画コンセプトは、「統計データがわかれば、経済がより深くわかるようになる」です。
もちろん本書は、統計データをただ羅列したものではありません。データを理解するための「背景知識」とセットでまとめてあります。
統計データとは、事象の積み重ねでもあり、そこには必ず意味があります。例えば、「世界の人口トップ10」というデータで考えてみましょう。人口トップ10の国、例えばアメリカや中国、こうした国の人口は、ある日突然爆発的に増えたわけではありません。移民、経済成長、国の政策といったさまざまな要因を経て、人口トップ10の位置にいるのです。
本企画はその要因、つまりデータの「背景」に焦点を当て、世界をより深く理解するものです。
内容説明
「83の数字」が示す新しい世界!印象に騙されないための「データと視点」。「4人に1人が65歳以上」日本のとるべき道は?「原油はあと30年で枯渇する」論のメカニズム。2027年、インドが世界一の人口大国になる?人口問題/SDGs/資源戦争―徹底解説!
目次
序章 経済を読み解く「6つの視点」
第1章 人口とデータ―残酷な未来と課題
第2章 資源とデータ―争奪戦はさらに激しく
第3章 貿易とデータ―国家間の思惑が透ける
第4章 工業とデータ―「世界の工場」の行く末
第5章 農林水産業とデータ―人類は生き残れるか
第6章 環境とデータ―神が与えた「地の利」
著者等紹介
宮路秀作[ミヤジシュウサク]
代々木ゼミナール地理講師、コラムニスト。鹿児島市出身。「共通テスト地理」から「東大地理」まで、代々木ゼミナールのすべての地理講座を担当する実力派。また高校教員向け講座「教員研修セミナー」の講師や模試作成を担当するなど、いまや「代ゼミの地理の顔」。2017年に刊行した『経済は地理から学べ!』はベストセラーとなり、これが「地理学の啓発・普及に貢献した」と評価され、2017年度の日本地理学会賞(社会貢献部門)を受賞。大学教員を中心に創設された「地理学のアウトリーチ研究グループ」にも加わり、2021年より日本地理学会企画専門委員会委員となる。またコラムニストとして、「Yahoo!ニュース」での連載やラジオ出演、トークイベントの開催、YouTubeチャンネルの運営、メルマガの発行など幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゅんさん
なっぱaaua
みき
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
あっくん