出版社内容情報
「300字に1日」かけていた著者が「年14冊」の超速筆家になれた全メソッド初公開。悩まずにスラスラ書ける10倍速の文章術
内容説明
「メール」→「企画書」→「ブログ」→「レポート」→「本1冊」まで悩まず一気に書き終わる。「1日300字」の遅筆家を「5日で本1冊」の爆速ライターに変えた全技術。
目次
序章 なぜ文章を書くのに時間がかかってしまうのか?
第1章 10倍速く書ける「素材文章術」
第2章 正しい素材を集める2つのルール
第3章 素材をひたすら集める
第4章 素材を読みやすい順番に組み立てる
第5章 一気に書き上げる
第6章 読みやすく整える
実践編 ケース別・速筆術
著者等紹介
上阪徹[ウエサカトオル]
ブックライター。上阪徹事務所代表。「上阪徹のブックライター塾」塾長。1966年兵庫県生まれ。85年兵庫県立豊岡高校卒。89年早稲田大学商学部卒。ワールド、リクルート・グループなどを経て、94年よりフリーランスとして独立。経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに、雑誌や書籍、webメディアなどで幅広く執筆やインタビューを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホッパー
54
文章のうまさにこだわるのではなく、とにかく素材が集まれば速く書けるのだ、というお話。言われてみると確かにそうだと納得する。シンプルな気付きを貰えた。2022/06/12
桜井葵
28
うまい文章は必要ない。最も重要なのは「素材」。一気に長文を書こうとすると挫折するので、いくつもの小さい素材を箇条書きにして繋げて最終的に長文になる。皆に届けようとして文章を書くと誰にも響かない。誰に伝えるか?を定めて一人に伝えるために文章を書く。書き出しの役割は読み手に「先が気になる」と思ってもらう興味がありそうな文をチョイス。読者に伝えるための文章は「わかりやすく、役に立つ文章」。基本の骨格➡結論➡その理由と背景➡結論を細く具体性➡まとめ。今回はメモとして記載してます。文章の構成はよく学べました。2018/06/16
デビっちん
19
文書の目的と想定する読者を決めれば、後はそれらを満たすための素材を集めればOKです。それら2つがしっかり決まっていないと書き始めや書いてる途中で「何を書けばいいのかわからない」状態になっちゃいます。2020/09/29
九曜紋
18
文章を書くことに飢えていた時期に、ある小さなSNSに出逢い、毎日投稿していたのが10年ほど前。そのSNSの閉鎖に伴い、Amebaブログに移ったものの、現在は休眠状態。本書を読んで、また文章を書きたくなった。著者曰く、文章作成のキモは一にも二にも素材集め。どんどん書き進め、書き過ぎた部分は後から削ればよい。昔は無意識のうちにそういう作業をしていたかも。文章を書くことに苦手意識を持つ人はもちろん、よりレベルの高いアウトプットを出したい人にも役立つ一冊。2017/11/11
Yuma Usui
14
本1冊を5日で書く著者の上阪徹氏の文章作成術を紹介した一冊。文章を書くための材料を「素材」として捉え、素材の集め方や合わせ方、文章の起こし方など教えてくれる。素材集めでは、テーマに関する独自の事実、エピソード、数字を手に入れた時点でメモすること。文章作成では、読者や目的を明確にして一気に書き上げ、読後感や分かりやすさなどをポイントに推敲を重ねることが大切。実際にライターとして文章を書かれる工程が学べて有意義だった。2018/06/28