出版社内容情報
ジャドソン・ブルワー[ジャドソン ブルワー]
著・文・その他
久賀谷 亮[クガヤ アキラ]
監修
岩坂 彰[イワサカ アキラ]
翻訳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソーニャ
17
脳に興味があるので読んだ。 依存症とそれを断ち切るためのマインドフルネスの話を報酬回路、オペラント条件付け、古代仏教で説明していた。最初の方に可愛いイラスト付きでマインドフルネスの仕方が書いてあったがやり方を詳しくつづった本ではなかった。 依存症もそのためのマインドフルネスも分かるんだけど全体的に難しい印象だった。「興奮」と「幸福」を取り違えると苦しみが待っているという話やゾーンアウトとゾーンインの違い、レジリエンスの話が特に興味深かった。自分の脳の活動状態をリアルタイムで見られる装置は体験してみたい。2019/08/19
出世八五郎
17
マインドフルネスを実践されている方におすすめの本。実践方法は書かれていないが、実践する上での知識が書かれている。まず、知識そして実践というのが大事。脳はまず、【刺激→行動→報酬♪】という行動を繰り返す。これが良いものも悪いものも繰り返し習慣化されることで、増幅し強いものになる。この知識を得た上でマインドフルネスをし洞察力でもって習慣を変えることが大事。例1:刺激=ケーキ屋→行動=食べる→報酬=甘い。例2:刺激=不安事項→行動=回避→報酬=安堵。再度熟読したい。2019/02/10
カナン
13
『「わかっちゃいるけどやめられない」と言う人は、実は何もわかっていない。』は名言!解決方法は「瞑想」か〜。2019/01/12
Francis
12
何で依存症になってしまうのか、そして依存症を解決するためにマインドフルネスが有効であることを科学的に検証した本。とてもおもしろく読め、そしてマインドフルネスを実践してみたくなった。2019/02/13
gotomegu
9
しばらく積読だったのだけれど、お酒をやめたい!と思って読み始めた。前半は依存症の直しかた。まずは、瞑想(マインドフルネス)によって自分が今、何を欲しているのか、どう思っているのかを感じとるチカラをつける。お酒やタバコを飲みたくなった時に自問自答する。すると、実は別のものに置き換えられたり、我慢できたりする。なので、飲みたくなるたびにそれを繰り返していくと、本当に飲みたい時は案外少ないことがわかる。ストレスなどを感じると、ご褒美としてつい、手が伸びてしまいがちだが、一旦立ち止まって考えるようになれる。2020/05/21