出版社内容情報
本田 健[ホンダ ケン]
著・文・その他
内容説明
大富豪の祖父が残したのは、「お金」ではなく「9つの手紙」だった。ある日、大学2年生の佐藤敬のもとに、大富豪だった祖父から、「9つの手紙」が届く。その中にある「お金の代わりに残すものは、人生でいちばん大切なものを学ぶ機会だ」という言葉と直感に導かれて、青年は、1通、また1通と「手紙」を開けながら、北海道、京都、タイ、そして幸せの国・ブータンへと「人生の秘密」を追い求める旅に出る。学びと感動のストーリー!
目次
プロローグ
最初の手紙
第1の手紙:偶然
第2の手紙:決断
第3の手紙:直感
第4の手紙:行動
第5の手紙:お金
第6の手紙:仕事
第7の手紙:失敗
第8の手紙:人間関係
第9の手紙:運命
著者等紹介
本田健[ホンダケン]
神戸生まれ。経営コンサルタント、投資家を経て、29歳で育児セミリタイア生活に入る。4年の育児生活中に作家になるビジョンを得て、執筆活動をスタートする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どぶねずみ
48
タイトルだけみると、見ず知らずの人から突然手紙が送られてきて物語が始まるかのように想像するが、これは祖父から孫へ遺された遺産だ。祖父が孫に与えた「『偶然と直感』を追いかけて『人生の真実』を見つける旅」の指南書というべきか。いつでも傲慢になることなく謙虚に人を寄せ付ける人間になれば、人生は成功したと言える。この本のジャンルは、ビジネス書になるのかな?2018/10/13
ナミのママ
46
久しぶりに本田健さんを読みました。社会に出ていく前の青年が、祖父からの手紙を読みながら旅をするストーリー。この年代の人にはもちろんだけど、すでに後半戦の突入した年齢でも十分にズシリと来る内容でした。この類の書籍は、読むタイミングもあるし、好みもある。声を大にしておすすめはしないけれど、今の私にはとてもストンとくる良書でした。2018/06/10
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
45
久々の本田さん。これを読むと、ワクワクしてきて、ちょっと元気になった。「偶然」「決断」「直感」「行動」「お金」「仕事」「失敗」「人間関係」「運命」の順に、人生のエッセンスを学んでいく。何度も繰り返し読んで、ぜひとも実行していきたい。自分らしく人生を楽しみながら生きたいから。印象的な言葉は、コメント欄へ。2018/12/07
ショウジ
42
考えてみると本田健さんの書籍は読んだことがなかったのですが、書店に平置きで積まれており気になったので購入しました。読んで感じたのは、腹に落とすまでには何度か読む必要があるなというところです。ただ、学ぶところも何点かありました。特に『シンクロニシティー(一見偶然に見える、意味のある必然)を見つけるコツはね、たとえば、カフェに入ったら、知り合いがいないか、グルッと見回すようなシンプルなことなんだ』というところは外であまりまわりを気にしない私にとってはいい話だなと思いました。それから『最初のころに損するお金は、2018/06/11
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
41
前から気になっていた1冊。亡くなった祖父から贈られた9通の手紙。その手紙をもって生前の祖父を知っている人たちをたずねる。そして、必要なタイミングで、1通、また1通と順番に手紙をあけていく。その手紙は「決断した瞬間に、その未来は、同時に誕生する」「自分に与えられた命を使い切る」「本当の幸せは人間関係で得られる幸せにほかならない」など人生のエッセンスが詰まっている。主人公が大学生なので、若い人向きかもしれないが、結婚や子育て、独立、介護、病気などの人生の節目に読むと気づきが得られるに違いない。2019/08/09