出版社内容情報
ネットの巨人アマゾンと、リアルの王者ウォルマートはなぜ成長を続けるのか?アメリカ小売市場の“2強”を徹底分析した一冊
内容説明
小売市場に日々革新をもたらすアマゾンとウォルマート。成長を続ける理由と、イノベーションの源泉とは―。
目次
第1章 覇者たる理由(「小売」を変えたウォルマート;ランキングで見るアマゾンとウォルマート;小さな雑貨屋から世界一の小売企業へ ほか)
第2章 ウォルマート(70年代からはじまったテクノロジー経営;デジタル変革の土台となった「パンゲアプロジェクト」;急速に進む店舗のデジタル化 ほか)
第3章 アマゾン(顧客第一主義と“フライホイール”;マーケットプレイス運営に社員が猛反対;「手数料」だけで9兆円ビジネス ほか)
著者等紹介
鈴木敏仁[スズキトシヒト]
東京都北区生まれ。1984年早稲田大学法学部卒。西武百貨店を経て渡米、在米30年以上。業界誌への寄稿、米国視察の企画コーディネート、セミナー、ブログやSNSなどを通じて、20年以上にわたってアメリカの流通小売業界に関する情報を発信し続けている。業界誌の連載多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tetsubun1000mg
10
ウォルマートが日本の西友から撤退して落ち目になっているのでは位の認識でした。 いまだに小売業世界一の規模で、IT化への投資も同業他社を圧倒しているのが現状とは驚き。 アマゾンは若者だけでなく年配者、老人にも浸透しており既存のスーパーは宅配部門を併設していくしかないのかもしれない。 生き残れるのは半分くらいになるのでは。 アマゾンの最近の取り組みの紹介も、データも2020年版で新しく興味深かった。 2022/05/25
タカボー
6
自分の仕事と業態は全く違うけど本質的なのが良い。お金をどう取るかじゃなくて、顧客や加盟店のどう役に立つのかという基本だけどたまに見失いがちな部分を改めて考えさせられる。例えば出版なら取次に卸すと3割返品で戻ってくるのが当たり前だったけどAmazonならほぼ返品なし。Amazonはヘアサロンもやってるのか。将来的にヘルメットみたいなの被って、髪型を選択して自動で切り終わってる未来を想像した。今無いビジネスモデルを生み出すって日本人はちょっと苦手な部分かも。2023/06/04
S
1
やっと読めた Amazonとウォルマートの戦いは、今後も進化していくので刮目せよと習った 世の中の動きに応えながら拡張していく なるほど面白かった2024/11/10
モビエイト
1
ウォルマートに追いつく企業が直近で出てくるとは思わなかったですが、それだけITを駆使したシステムを整えれば急激な成長が出来るものだと思いました。ウォルマートもITと物流で成長してきた企業なのでアマゾンとの競争も楽しみです。2022/05/17
Tadashi ANDO
0
なるほどなぁ。昔携わった仕事で上手くいかなかった案件の失敗の理由がわかった気がする2023/06/03