地方一揆―沈黙は愚かである。今、薩摩の地から反旗を翻す。

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地方一揆―沈黙は愚かである。今、薩摩の地から反旗を翻す。

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  • サイズ 46判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478085158
  • NDC分類 304
  • Cコード C0031

出版社内容情報

本書は、鹿児島の観光・交通産業を支える岩崎産業株式会社代表取締役社長の岩崎芳太郎氏が、日本の現状と将来について鋭い洞察を展開する渾身の一冊である。
著者は、コロナ禍で露呈した政策決定プロセスの不透明性や、検証なき施策の連続、そして責任の所在が曖昧にされる現状を厳しく指摘する。
本書の核心は、「経世済民」の精神に基づく国家経営の必要性を説くことにある。著者は、予算審議を偏重し決算を軽視する国会の姿勢や、グローバリズムと新自由主義の波に翻弄される日本の現状を批判的に検証。さらに郵政民営化や構造改革が日本社会にもたらした影響を詳細に分析し、その功罪を明らかにしている。
著者は、これらの問題の根底に、日本人の思考力の劣化があると指摘。カタカナ語の氾濫や、概念の咀嚼なき言葉の使用が、社会の思考力低下を加速させていると警鐘を鳴らしている。
しかしながら、単なる現状批判に終始するのではなく、日本再生への道筋も示している。著者は、多様な視点と思考力の必要性を説き、日本人が本来持つ強みを活かした産業育成の重要性を強調。さらに国家をマネジメントする視点の必要性を訴え、真の民主主義のための高度な議論能力の育成を提言している。
著者の豊富な経験と鋭い洞察に基づく本書は、混迷する日本の現状を打破し、真の日本再生への道を模索する全ての人々にとって、貴重な指針となるだろう。政治家、経営者、そして一般市民まで、幅広い読者に深い示唆を与える一冊である。

内容説明

今、薩摩から再び、新時代への扉が開かれる。鹿児島出身・観光産業の雄が説く、新・国家論。

目次

序章 日本の劣化
第1章 検証しない日本人
第2章 考える習慣を取り戻す
第3章 パンデミック対策とコロナ禍対策
第4章 観光は日本にとって必要な産業ではないのか
第5章 日本国の構造と性質
第6章 日本の劣化とサラリーマンの劣化
終章 地方の消滅

著者等紹介

岩崎芳太郎[イワサキヨシタロウ]
いわさきグループCEO。30数社のCEOとして、鹿児島を中心に、観光・ホテル・陸運・海運・航空・放送・製造・林業など幅広く事業を展開している。1997年マンスフィールド特別賞受賞、2019年国土交通省大臣表彰。鹿児島商工会議所会頭、(一社)鹿児島県商工会議所連合会会長、鹿児島県観光連盟副会長、鹿児島観光コンベンション協会副理事長、九州商工会議所連合会観光委員会委員長、九州観光機構理事、日本ホテル協会理事九州支部長、日本バス協会理事、日本旅客船協会理事、(一財)岩崎育英文化財団理事長などの要職を務める。1984年岩崎産業株式会社入社、1987年同社副社長、2002年同社代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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