出版社内容情報
流行を育てるビジネスはこうして生まれた。「高感度・高品質・リーズナブルプライス」を実現するハニーズの戦略と実践。
内容説明
福島県いわき市に本拠を置くアパレル企業が、東京、大阪、神戸の有名企業を飛び越えて、なぜ、4年連続顧客満足度第1位を獲得できたのか?Honeysの経営戦略を徹底解剖!高感度、高品質なアイテムをリーズナブルに。独自のビジネスモデルが生み出した流行を捉えるHoneysの服作りのすべて。
目次
第1章 業界の先駆けとなった独自SPAシステムの秘密(ヤングカジュアルファッションの先駆者・HONEYSの強み(1)価格―自ら作って、自ら売る!SPAシステムによってリーズナブルプライスを実現
企画担当者=ユーザー。自分たちが着たいものを作る!(2)企画力―1品番が生まれて販売されるまで
企画から 60日で商品を市場へ届ける物流システムの秘密(3)スピード―流行マッチ型の売り切りファッションの根幹を支える圧倒的スピード)
第2章 帽子店から婦人服事業への転身(車社会で帽子は売れない!?帽子店から婦人服へ、最初の一歩―HONEYS経営のわかれ道(1)斜陽産業からの転身
初年度赤字…低価格路線へ舵を切れ!―HONEYS経営のわかれ道(2)高級路線から低価格路線へ
HONEYS誕生!自社企画で服も雑貨も大ヒット―HONEYS経営のわかれ道(3)縫製工場の設立とものづくりの始まり
大胆なスクラップ&ビルドでバブル崩壊を乗り切れ―HONEYS経営のわかれ道(4)市街地店舗を閉店してSC出店に舵を切る)
第3章 海外展開でのトライ&エラー(業績は右肩上がりの2桁成長を続けてきたSCの申し子―HONEYS経営のわかれ道(5)生産拠点を移してコストダウンを図れ!
ミャンマー工場契約の翌日に起こった東日本大震災―HONEYS経営のわかれ道(6)契約するか、破棄するか?命運をわけたミャンマー工場との契約)
第4章 受け継がれる経営のバトン(アパレル全滅のコロナ禍に叩き出した売上高―HONEYS経営のわかれ道(7)閉館中の館内で商品入れ替え作業実施
ひとを育てる、場所をはぐくむ―企業経営をする上で大切にしてきた五つの考え方
新しい時代へ―アフターコロナへ向けた再始動)
著者等紹介
江尻義久[エジリヨシヒサ]
1946(昭和21)年、福島県いわき市生まれ。2017年3月、持株会社体制への移行に伴い、ハニーズホールディングス代表取締役社長。2021年、代表取締役会長(現任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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