内容説明
「どんな会社でも、会社は絶対に継ぐべきだ。会社を継げるなんて、こんな幸せどこにある?」本当は、三代目が会社を大きくする。
目次
プロローグ 事業承継は、譲られる側が主役である
第1章 事業承継を成功させる考え方
第2章 事業承継とはベンチャー経営にほかならない
第3章 壊す勇気、変える勇気
第4章 魅力的な経営者には人が集まる
第5章 「リスクを恐れて行動しないこと」が最大のリスク
エピローグ 社長ほど楽しい仕事はない
著者等紹介
金子智樹[カネコトモキ]
青山学院大学経済学部卒業。1990年4月金子コード株式会社入社。1994年シンガーポール現地法人のKANEKO(ASIA)PTE.,LTDの初代社長に就任。以来、中国生産拠点の金子電線電訊(蘇州)有限公司と併せた海外事業の責任者としてグローバル営業・経営に従事。2005年代表取締役社長に就任。2013年JSAのワインエキスパート資格取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Sakie
5
著者は大企業の社長でもカリスマ社長でもない、華のない製造業の、一中小企業の社長だという。こういう本は珍しいと思い読んでみた。日本の企業の99.7%は中小企業で、その数だけ社長はいる。その一人なればと親近感を持って読み始めたが、全く入り込めない。言葉がスピーチ原稿のようにきれいすぎる。もっと、自身の肚の底を煮詰めたような言葉が欲しかった。思ったのは、事業承継にあたって新しい経営者が絵を描かなければ会社は進んでいかないということだ。おそらく決断ができない。その先には、魅力のない会社があるだけだろう。2017/08/10