内容説明
この一冊でコストを掛けずに会社の格付ができる!節約時代の与信管理術一挙公開。
目次
序章 ツケ払いで飲み屋さんが潰れない理由
1章 与信管理の基本―Process1 情報収集(基本情報の収集;基本情報の再収集;公的機関からの情報収集;新聞記事からの情報収集)
2章 会社を自分で評価してみる―Process2 会社格付(情報を評価する;格付の分類を決め、評価を数値化する;会社格付)
3章 分析から与信管理へ―Process3 与信管理ルールの構築(与信限度額の設定;取引先分布の分析;「攻め」と「守り」を同時に強化する与信管理のルール化)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomohiro_Y
1
与信管理を知るために読了。調査対象が存在するから調べはじめるのは驚きましたが、安いコストで調べていき登記簿などから得られる情報と、そこからのどう付き合っていくのを数値評価していくのは参考になりました。ある程度の妥当な数値評価を枠として、その範囲内で考えていけば管理ができる、という考え方ですね。貸倒も同じようですが、妥当な評価をどうするかというところがミソでしょう。これミソの部分を出していますが、実務的に複雑だし、会社としてやるにはある程度は外注する必要はあるんでしょうねぇ、リスモンさんとかに。2018/01/03
nito
1
htt与信管理のフローチャートはちょっとだけ便利そう。コピーして机に貼っておこうかな。内容は与信管理の情報の集めかたはそこそこ載っている。一方で集めたデータをどう読むかについては薄い印象。ただその辺は本書の目指す所ではないだろうし、これ以上は教科書になっちゃうのかな。1,500円なら妥当でしょうか。本書の出版にあたり「リスモンの仕事が減るのでは」と心配していた旨巻末に記載されていたが、ご安心下さい。それはありません。2010/09/02