出版社内容情報
ストレスチェック制度によって、職場のメンタルヘルス改善は管理職の義務となる。労働時間を削減しても、メンタルヘルスは向上しない。みんなが生き生きと働き、成果を上げる職場にするために不可欠な「予防・成長型メンタルヘルス対策」を詳細に解説する。
内容説明
ストレスチェック制度スタート!メンタルヘルス対策を事後配慮型=コストから予防成長型=投資へ転換する好機。
目次
第1章 改善されない「経営課題」としてのメンタルヘルス(誤ったメンタルヘルス対策に振り回される職場の苦悩;事後配慮型メンタルヘルス対策の問題点;職場で増え続ける不適応型メンタルヘルス不調;誤った職場対応がメンタルヘルスに対する理解を阻害する)
第2章 メンタルヘルスに対する職場での正しい理解(正常と異常の境界線;労働災害事案と私傷病事案の選別;職場における事例対応判断の視点は疾病性ではなく機能性・事例性;安全配慮基準の適切な理解)
第3章 コストから投資に変えるメンタルヘルス対策の考え方(メンタルヘルス対策は重要な経営課題;労働時間を削減してもメンタルヘルスは向上しない)
第4章 ストレスを前向きに捉える人材の育て方(ストレスに強い人と弱い人は何が違うか;睡眠時間と抑うつ度の関係;ストレスに上手に対応できる人の共通点;論理と情緒のバランスを重視した育成)
第5章 ストレスを職場の活性化につなげるマネジメント方法(部下の能力を引き出すための人材マネジメントの必要性;裁量権を与え、達成感を味わわせる;ストレスチェック制度を活用した職場マネジメント;一度メンタルヘルス不調に陥った人を再活性化する方法)
著者等紹介
吉野聡[ヨシノサトシ]
吉野聡産業医事務所代表・新宿ゲートウェイクリニック院長。2003年筑波大学医学専門学群卒業、2007年筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。東京都知事部局健康管理医、浦和神経サナトリウム精神医師、筑波大学医学医療系助教・附属学校教育局統括産業医を経て、2012年に吉野聡産業医事務所を設立。2015年には新宿ゲートウェイクリニックを開院。博士(医学)、法務博士、精神保健指定医、労働衛生コンサルタント(保健衛生)、日本精神神経学会認定精神科専門医、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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