出版社内容情報
「稲盛和夫経営講演選集」シリーズ第4巻。売上最大・経費最少、美しい決算書の作り方、アメーバ経営。京セラの経営手法に迫る。
内容説明
慎重で堅実な経営の先にある永続的繁栄とは。稲盛経営の集大成。
目次
売上最大、経費最小を実践するには
「美しい決算書」をもった企業をつくる
『稲盛和夫の実学』をひもとく原理原則に則り、物事の本質を追究する
『稲盛和夫の実学』をひもとく私の会計学と経営
アメーバ経営はどのようにして誕生したか
経済変動を乗り越え、成長発展を持続する経営
不況を次の発展の飛躍台に
ひらめきを大切にする
経営における「運命」と「因果応報の法則」
「自利利他」の精神で中国に進出する
日本人の経営は国境を越えられるか
著者等紹介
稲盛和夫[イナモリカズオ]
1932年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミツク株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。84年に第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。10年に日本航空会長に就任し、代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問。1984年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。経営塾「盛和塾」の塾長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KTakahashi
2
会計の話がたくさん出てきます。減価償却の話はなるほどと思うところがありました。しかし,税金はかかってしまうということもあり,二重に手間をかけていたと知りました。京セラ式の独立会計の考え方がとてもおもしろいものでした。2017/08/01
BMI-22
0
●原理原則や本質に立ち返って理屈で物事を考えると、よく理解できる。常識は人間のメンタリティを縛る。●「他によかれし」をベースに懸命に努力。相手に喜んでもらおうと善意で始めたことが成功するのが、世の原理。●ひらめき(神の啓示)を、なんとしても形にしていくすさまじい努力が、クリエーション/創造の原点。●永続的繁栄へと導く経営の要諦:「慎重堅実な経営を行う」経営者の姿勢。臆病(怖がり)/常に用心深い慎重さが必要。●損益計算書=コックピットの計器。経営の指標。●決して昨日までと同じことをしてはいけない2016/05/28
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