出版社内容情報
トラブルメーカーの部下、パワハラを繰り返す上司、ブラック体質な社風。課長は、あらゆる労働問題の当事者として責任を問われるポジション。労働法の知識を持たない課長は、防具をもたず裸で戦場に立っているようなもの。民間企業の人事部出身、労働問題専門弁護士の著者が、無数の事例をもとにリアルな対処法を紹介する。
内容説明
権限極小、責任重大、残業代ゼロ、板挟み。日本の課長はキツ過ぎる。あらゆる労働問題に精通し、「会社の事情」を誰よりも知る弁護士だから書けた、リアルな問題解決法を伝授します。
目次
序章 労働者と管理職の間にある「落とし穴」
第1章 課長を苦しめる上司と会社の特徴
第2章 職場環境を悪化させる部下の特徴
第3章 課長が身を守るための労働法入門
第4章 誰も教えてくれないトラブル対応と法律知識
第5章 課長の責任が問われた6つの「負け裁判」
終章 自分が「問題課長」にならないために
著者等紹介
神内伸浩[カミウチノブヒロ]
労働問題専門の弁護士(使用者側)。1994年慶応大学文学部史学科卒。コナミ株式会社およびサン・マイクロシステムズ株式会社において、いずれも人事部に在籍。社会保険労務士試験、衛生管理者試験、ビジネスキャリア制度(人事・労務)試験に相次いで一発合格。2004年司法試験合格。労働問題を得意とする高井・岡芹法律事務所で経験を積んだ後、11年に独立、14年に神内法律事務所開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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しまちゃん
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労働法について、課長というポジションにおいて注意すべきことを具体的な事例で優しく分かり易く説明しています。パワハラ、セクハラに始まる社内の問題・・・気を付けなければいけませんね。過労死、過労自殺が起こらないように、残業問題についても対応・対策を解説しています。数々の労働問題において、最後にキーとなるのは、「相手への思いやり」ではないか・・・と結んでいます!2016/06/23
nana_tk
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課長必読の本。非常にわかりやすく裁判事例も載っており良い。ところどころに、上司か労働法に抵触することを指示してきた場合の切り返しが指南してあって勉強になった。2016/04/06
とんとん
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平積みになってたので買ったが、タイトルほどの内容ではなかった。2016/02/19