出版社内容情報
キャッシュを残すには収入を上げるか支出を減らすしかない。国内人口が減少し、海外との競争が激しくなる中で、収入を増やすことは困難だ。一方、支出を減らして資金流出を抑えることは意外に簡単にできる。普段はあまり気にしない「借入返済」と「税金」という2大キャッシュアウトを抑えれば、お金持ち会社に変身できる。
内容説明
99%の社長が知らない衝撃の真実!!赤字にしたら、銀行の評価が上がる!税金も払わなくていい!無担保・無保証は当たり前!税務調査も怖くない!「銀行」「税務署」マル秘交渉術。
目次
第1章 会社にお金を残すには、赤字決算にしなさい!
第2章 銀行の仕組みを知れば、赤字にするのは怖くない
第3章 有利な条件をどんどん引き出せる銀行交渉術
第4章 経理を変えれば、無借金経営になれる
第5章 税理士任せでは、お金は絶対にたまらない
第6章 土地・建物は売ってしまいなさい!
第7章 見落としている減価償却で強い会社になれる
第8章 税務調査を恐れる必要はありません!
著者等紹介
井上和弘[イノウエカズヒロ]
アイ・シー・オーコンサルティング会長。1942年、大阪府生まれ。早稲田大学卒業。大手コンサルティング会社を経て、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かろりめいと
2
銀行が融資をするとき、どの数字が重要なのかが分かり、面白かった。2020/09/16
Koba
2
ミエやメンツを捨てて、会社にお金を残せ。銀行から出来るだけお金は借りるな。利子が付くから。税金も出来るだけ払うな。だから、赤字決算にしろ。単純明快で、分かりやすい。2015/05/16
Riko
1
図書館本2024/07/18
オッティ
1
節税のために借入金を作って支払利息を払うのは愚の骨頂である。銀行に利息を払うくらいなら自社のためにお金を使った方が有意義である。2019/12/29
はなひ堂
1
借り入れもなく、営業利益も税引き前利益も全く関係ない当方のような自営業者にはピンと来ない話もあったが、ためになる話が満載。融資の条件も無担保、無保証が常識となりつつあり、具体的な金利にも言及しているくだりには驚きを隠せなかった。B/Sの圧縮、税務署とのつきあいかた等、知らない話が多く勉強になった。2015/05/27