出版社内容情報
2021年に創立100周年を迎える中国共産党。党員8000万人のトップであり、中国人民13億人の頂点に君臨する人物こそ、紅い皇帝・習近平である。鄧小平・胡錦濤による負の遺産を清算し、中国に変革をもたらすことができるのか。内政・改革・外圧という3つの視点から、中国民主化の行く末をひも解く。
内容説明
習近平は「百年恥辱」を乗り越え、「中国夢」を実現できるのか。フランシス・フクヤマとの特別対談収録「中国に『歴史の終わり』はやってくるか」。
目次
中国民主化研究とは中国共産党研究である
第1部 内政(中国共産党;共産党の正統性;四つの軸で考える共産党政治;「中国夢」と「百年恥辱」;老紅衛兵・習近平の政治観)
第2部 改革(〓(とう)小平から習近平へ
天安門事件と習近平時代
反腐敗闘争
胡錦涛時代の負の遺産を清算する
愛国心とナショナリズム)
第3部 外圧(香港“普通選挙”の是非;台湾と中国人;中国人留学生;超大国・米国の思惑;反日と中国民主化)
中国人民は変わるのか
著者等紹介
加藤嘉一[カトウヨシカズ]
ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院客員研究員。1984年生まれ。静岡県函南町出身。山梨学院大学附属高等学校卒業後、2003年、北京大学へ留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。北京大学研究員、復旦大学新聞学院講座学者、慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)を経て、2012年8月に渡米。ハーバード大学フェロー(2012~2014年)を経て、2014年6月より現職。米『ニューヨーク・タイムズ』中国語版コラムニスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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