内容説明
河口から最長源流までローカル船を乗り継いでさかのぼる、6770kmの旅。
目次
序章 アマゾンへ
第1章 旅は市場で始まった〔ベレン〕
第2章 出航〔ベレン―ジャリ〕
第3章 奇妙な町の奇妙な住人〔ジャリ〕
第4章 アマゾン中途経過報告〔サンタレン〕
第5章 加熱する都市〔マナウス〕
第6章 水と森と時間〔テフェ〕
第7章 日本人の行商人に会った話
第8章 南国の楽園にハマる〔ジュタイ〕
第9章 船もたまに沈みそうになる〔ジュタイ―タバチンガ〕
第10章 ごたまぜの国境地帯〔タバチンガ/レティシア〕
第11章 インディオと呼ばれる人々
第12章 コロンビア・コカイン・ストーリー
第13章 最後に出会ったアマゾン中のアマゾン〔イキトス〕
終章 アマゾン源流
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
16
高野本として読んでいるので巻末のいわゆるガイドに近いものは飛ばし読み。「西南シルクロード」を読んだあたりから、だんだんついていけない気がしてきたw。今までついていけたかというと難しいけどw2015/07/27
ちゃーびん
6
高野秀行氏の「巨流アマゾンを遡れ」の元となっているガイドブック。基本的に文章は同じで、カラーの分実際の現地が分かりやすいが、巨流アマゾンを遡れの白黒写真と文字からの想像で楽しむ世界も楽しかった。 巨流〜にはない、関野吉晴氏などのコラムや旅行情報もあり、高野氏ファンの方は両方読んでみるのも良いかも。 ★★★☆☆2022/05/17
ソニックゆうすけ
1
タイトル通り、アマゾンの船旅。写真も大きく載っていて、海外旅行とは縁遠い自分も楽しめた。行ったことないので分からないけど、思う程は治安は悪くないようです。図書館高野本、攻めていこう。2017/11/03
Hisatomi Maria Gratia Yuki
1
開いてみると、通常の『地球の歩き方』とはずいぶん様子が違う。小さめのフォントで上下二段組なのがいつもの高野本とも違う。が、読み始めたら、一気にアマゾンの船上や町中、ハンモックの上にトリップしてしまう。本文を読み終わって、『地球の歩き方』的な情報ページも見逃せない。施設紹介に「自分たちが破壊に努めたインディオの伝統文化を、どうしてこれほど美しく展示できるのかよくわからない」なんていう皮肉が紛れ込んでいるからだ。2013/11/11