出版社内容情報
最先端の経営理論「CSV(共通価値の創造)」の実践者であり、世界最大の食品会社ネスレでトップを務める賢者の哲学とは。
内容説明
「共通価値の創造」(CSV)を実践し、誰もが勝者となる世界を創り出す。世界最大の食品・飲料会社でトップを務めるピーター・ブラベックの経営哲学。
目次
第1章 ネスレ主催の朝食会―ダボス会議のもう一つの顔
第2章 トップへの道―グローバル企業の後継者はこうして選ばれた
第3章 未来に向けた“青写真”―ブランド再構築、新たな戦略領域、組織変革
第4章 頂上に立てば、遠くまで見渡せる―ブラベックの情熱、そして横顔
第5章 CSV‐共通価値の創造―ネスレはなぜCSVに挑戦するのか
第6章 ブラベックの次なる使命―ネスレはウエルビーイング企業を目指すのか
著者等紹介
シュヴァルツ,フリードヘルム[シュヴァルツ,フリードヘルム] [Schwarz,Friedhelm]
1951年生まれ。ノンフィクション作家。欧州在住。社会経済的テーマに関心を持つ
石原薫[イシハラカオル]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ホリエンテス
1
CSVというよりネスレが世界の中でどのような地位を占めたいか、世界に貢献したいかという考え方。 内容はそこまで具体的ではないし、経営者の人的資産の面もありそうだが、言っていることは正しい。 もう少し社内改革の部分にフォーカスしてもらえると自分事に置き換えられて面白くなりそうだが。 日本ネスレ社長が書いた本もあるみたいなのでそっちを読んでみるかな。2023/02/19
mrbeats197912
1
あのネスレを、単なる「世界最大の食品飲料企業」から「栄養・健康・ウェルネス企業」へ転身させた伝説の経営者ピーター・ブラベックの自伝的ビジネス書。彼の「世界政府が存在しないからこそ、政府と主要な多国籍企業が連携することが重要」という言葉には、この本の主題であるCSV(=社会問題の解決こそが企業価値を高めること)の"お飾りじゃない"思想が強く滲み出ている。あと、ネスレ日本のCEO高岡浩三さんのネタ本としても楽しめますよ。2017/05/08
にらにら
0
卒論参考文献