内容説明
マーケットで正しい振る舞い方をするには、正しく考えることが必要だ。適切な投資行動は適切な思考回路に裏付けされる。マーケットの暗闇の中で、一歩先に踏み出すためには足元を照らす一筋の光明が必要だ。証券界の第一人者、気鋭のストラテジストが贈る値千金の提言書。
目次
第1章 ボン・ボヤージュ新たなるサイクルへ―80年代バブル以来の大転換
第2章 「相場を読む」とはどういうことか
第3章 入門書では教えてくれないプロの技
第4章 相場を読むPART2―なぜ日経平均が8000円台のときに半年後の1万2000円を予想できたのか?
第5章 何を買うか―13年後半から14年の投資戦略
第6章 リスク要因への視座
第7章 リスク・シナリオを超えて―上昇の第2ステージ
最終章 今を生きろ明日を望め
著者等紹介
広木隆[ヒロキタカシ]
マネックス証券チーフ・ストラテジスト。ひろきたかし。1963年東京生まれ。上智大学外国語学部卒業。大和証券に入社後、ファンドマネジャーに転身。富士投信投資顧問(現みずほ投信投資顧問)、フィデリティ投信、JPモルガン・アセットマネジメントなど、国内外の資産運用会社において、運用や商品組成に四半世紀以上携わり、自らヘッジファンドを立ち上げ運用した実績も。2010年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Taizo
4
内容はおおマジ、テクも本物で投資家である著者のノウハウがふんだんに詰まってる。ただ語り口調はけっこうというかかなりふざけていてそれがおもろい。「ふざけている」は言い過ぎだけど、なんでこんなに話題飛ばしまくるんだろうなと思っていたら「なぜぼくが書くストラテジーレポートは余計な話が長いのか」でそのやり方に関して解説までしてくれている。いわく「関係ない話も交えたストーリーで語ってこそ読者を説得できる」だそうだ。確かにストーリー仕立ての方が頭に入ってくる。その意味で文章としてのお手本にもなりうる一冊だった。2020/12/31
ukiwa
2
マネックス証券のストラテジー・レポートで有名な広木氏の本を読みました。 この本の書いた時期は、リーマンショックから回復し、アベノミクスで日本経済が回復期にある2012年後半でしたが、投資についての考え方が参考になりました。 投資にもストーリーが必要という話に共感できましたし、具体的な数値から日経平均がどこまで上がるかや次の出口はどのタイミングになるかなど、とても勉強に鳴りました2014/08/25
葵堂
1
面白い部分もあったものの冗長すぎる上に寒いアメリカンジョークのオンパレードだったため、途中で読む気が失せてきた。一応最後まで読むには読んだけれども、この文章で、オレ面白い、とか思ってるなら思い違いも甚だしいと思う。理論的な所及び心理的なところに関してはとても良かっただけに、残念だ。2013/12/15
k_jizo
1
★★タイトル通りかはわからないが、いろいろ参考になった。広木隆2013/11/21
N0Z0Mμ.M
0
ストラテジーレポートやモーサテで気になったので読んでみた。相場ほ論理と想像の組み合わせ。未来はだれにもわからないからこそ、ロジックで詰めれるとこまで詰める。適正株価フェアバリューの算出式も理解しやすい。2015/08/27
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