出版社内容情報
グーグル、ピクサー、IDEO……世界のあらゆる驚異的発想の秘密とは? 全米が驚嘆した、美しい答えを生む美しい思考の方法!
内容説明
たった1行の問いで、非凡な思考が無数に降りてくる。これが、美しい答えを生む世界一美しい思考法―。
目次
Introduction 「美しい質問」だけが美しい思考を生む
第1章 「Q」で思考にブレイクスルーを起こす―次々と問いを重ねる思考法
第2章 子どものように「なぜ」と問い続ける―質問し続けるアタマをつくる
第3章 「美しい質問」を自分のものにする―Q思考の「3ステップ」をマスターする
第4章 ビジネスに「より美しい時問」を与えよ―あなたの仕事を劇的に変える「Q」
第5章 「無知」を耕せ―問いであらゆる可能性を掘り起こす
著者等紹介
バーガー,ウォーレン[バーガー,ウォーレン] [Berger,Warren]
デザイン思考、イノベーションといった領域に強みを持つジャーナリスト。ハーバード・ビジネス・レビュー誌、ワイヤード誌、ファスト・カンパニー誌などに寄稿多数
鈴木立哉[スズキタツヤ]
一橋大学社会学部卒業。コロンビア大学ビジネススクール修了(MBA)。野村証券勤務などを経て2002年から翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
64
「正しい答え」を見つけることよりも、本質をつかんだ「美しい問い」を見つけることの重要性と、実験と失敗を繰り返しつつも、情熱を持って問い続けるための姿勢について解いた本。リーンスタートアップ、IDEOのデザイン思考、ポラロイドカメラやNIKE+の発明裏話など、なじみのある話を「質問」を切り口にまとめ直したようにも感じたが、一方で、Right Question Instituteの活動や、探求学習としてのモンテッソーリ教育がAmazon、Google創業者の人間形成の基礎を作ったこと、は興味深かった。2017/03/26
Taka
50
今月は取り組もうと思っていたビジネス書シリーズ。質問をする技術を磨くことで新たな発見や気づきが生まれる。この技術を使って、どうすれば住宅ローンが早くなくなるかを問い、答えを見つけ出そう笑2019/02/19
またおやぢ
12
良書。変化し続ける時代に突入した現在、森羅万象に通じていて、全ての物事に正解を出せる人間はいる筈もなく、また自分がそうなり得るイメージも自信も皆無。専門家や権威から与えられる助言やヒントは、自分の考えを整理する上での役には立ちそうだが、あくまでも一般的なもの以上のものとはなり得ない。自分が納得できる解を得る為には、現状に対して疑問を抱き、自らに質問を繰り返しつつ仮説を立て、その仮説を立証するべく行動するしかないとする著者の主張が刺さる一冊。「美しい答えを得られるのは、いつも美しい質問のできる人」とは金言。2016/08/08
貧家ピー
9
アイデアは新しい「疑問」から生まれる。 新しいイノベーションを起こすためのアプローチ「なぜ?」「もし〜だったら?」。 中盤からは冗長な印象。2022/05/25
GASHOW
9
人は「分かった」とおもうと思考がとまるものだという。国内で一番難しい試験の勉強をして、そのほとんどを正解したら、その人は、あらゆることを「分かっている」と思わずにいられるのだろうか。「科学や医学など学問の多くは過去に知られたことの多くが間違っている。」過去の試験で優秀な人たちが、国大事な舵取りをする上で、思考停止だったら?過去に決めたルールを現状を顧みずに踏襲するだけであったら。「知能が高い人ほどサボる。利己的になる。」成長が20年できない国の理由はここにある。この国の質問を5回する文化が学ばれている。2017/02/13
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