内容説明
ニュースの裏側も、世の中の流れも、今さら聞けない経済のキホンも、これ1冊ですべてOK!仕組みがわかれば経済はカンタンだ。
目次
1 ざっくりつかむ日本経済―まずは景気を読んでみよう(日本経済全体の動向が知りたい―GDPから見た日本経済;これから日本の景気はよくなる?悪くなる?―「月例経済報告」と「日銀短観」の使い方;株価は先読みでできている?―先行指標としての株価)
2 年金と国の借金問題―このままでは日本は財政破綻する!?(個人金融資産1500兆円はどこだ?―ストック経済と超高齢社会;公的年金は財源不足で破綻する?―世代間賦課方式の問題点;ふくれあがる国の借金、どうする?―政府債務と破綻リスク)
3 グローバル化と地球の未来―国内格差に悩む先進国と新興国のゆくえ(モノの移動を自由化する―自由貿易体制と市場の拡大;ヒト・カネ・情報の移動を自由化する―情報通信革命が距離の制約をなくした;グローバル化のメリット・デメリット―デフレ・国内格差社会の到来;これから先の経済はどうなる?―人口増大と中国・インド)
4 マネーの正体と歴史―国境を越えて移動するお金(ただの紙切れがお金になった理由―金貨・銀貨と紙幣の誕生;ゴールドよりも信用が大事―金本位制から変動相場制へ;暴走したマネーが世界中を駆け巡る―金融自由化と通貨危機;危機を増幅すうる金融技術―証券化とレバレッジ;バブルが弾けて世界同時不況に―サブプライム・ショックとリーマン・ショック)
5 経済思想の活用法―3つの流れでニュースがわかる(アダム・スミスからすべてははじまった―古典派経済学の時代;国は消滅してもマルクスは死なず―マルクスと社会民主主義;市場メカニズムを数学で分析せよ―限界革命と新古典派;不況克服んために政府が財政出動せよ―大恐慌とケインズ革命;市場にまかせろ、政府は手を出すな―新自由主義とマネタリズム;シュンペーターからドラッカーへ―イノベーションとマネジメント理論;経済思想を現実の政策に適用する―大きな政府と小さな政府)
著者等紹介
坪井賢一[ツボイケンイチ]
1954年生まれ。早稲田大学交響楽団でトランペットを学び、経済学科で余暇を過ごす。78年にダイヤモンド社へ。「週刊ダイヤモンド」編集部などで著名な経済学者数人にいじめられ、真剣に専門書を読み始める。編集長などを経て現在、取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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荻野光希
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