内容説明
「正しい商品」を選ぶために、知っておきたい基礎知識、投資信託の活用法までをわかりやすく解説。お金を守り、ふやすために、３０代でも定年後でも知っておきたい投資信託のすべて。用語解説、しくみ、投信の選び方、買い方、解約の方法まで、イラスト図解でわかりやすい。
目次
第１章 そもそも投資信託って何！？
第２章 投資信託の儲けと損はどう決まる？
第３章 投資信託はどのように運用されている？
第４章 投資信託でお金をふやすための「３つの戦略」
第５章 損しないための正しいアクティブ投信の選び方
第６章 投資信託はこうして買いなさい
著者等紹介
竹川美奈子［タケカワミナコ］
ＬＩＦＥ ＭＡＰ，ＬＬＣ代表／ファイナンシャル・ジャーナリスト。明治大学卒業後、出版社や新聞社勤務などを経て独立。２０００年フィナンシャル・プランナー資格を取得。新聞や雑誌などを中心に執筆活動を行なう一方、投資信託やＥＴＦ（上場投信）、マネープランなどの講師も務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
36
はじめての投資信託を考えている人にはお勧めの1冊です。図や漫画を使い分かりやすく説明しているのは勿論、投資信託はお弁当箱であるという例えも使い、最後まで飽きることなく読み進めることができました。この手の本だと投資信託をするべきだ！みたいな主張があったりするのですが、押し付けがましい部分はなく、寧ろ売れている投資信託が良いわけではない、アクティブファンドには細心の注意を払うべき！など投資信託のマイナス点も書かれていました。人気に惑わされるのではなく、数字で分析をしていくことが大事なことを改めて感じました。2015/06/13
こうせいパパ
32
これは分かりやすい。初心者はとりあえずコレを読んで基礎を身に付けるべし。日本での人気トップ10の投信は、すべて長期投資向きではない。それを理解して投資している人は、いったいどれくらいいるのだろうか？著者が言うように、ある意味銀行にだまされて銀行の利益になる商品を買わされている人が多いのだろう。投信が取っつきにくく、預金第一主義の人が減らない原因の一つだと感じる今日この頃。2014/10/27
よしよしニャンコ
16
銀行でもらった投資信託のパンフレットや各商品の目論見書を読むとき辞書のように使えた。「これを読んで意味がよくわからない人は、このリスクが交付目論見書に記載してある投信を買うのはやめておきましょう。」（P48）というような正直な警告もあり、とても助かった！ とにかくコンパクト、平易、わかりやすい。2021/02/28
ケー
16
いよいよ貯めるだけじゃなくお金をそ育てることも考えなきゃと思い始めた最近。コンパクトに必要な情報がたっぷり詰まっているので初心者でも学びやすいまさに入門書。2018/07/19
磁石
15
投資信託とは、株の詰め合わせ＝プロが作った弁当と同じ。素材集めと調理に掛ける時間と手間が面倒なので、信頼できるプロにお任せするもの。ただ、だからと言って丸投げにしたらボッタくられてしまう。高い信託手数料と毎月の分配金は、信頼とは程遠いマイナス要因。短期的な大勝ちはほぼ意味がない、小さくても利益を重ねている長寿な会社こそ信頼に値する。手軽に儲けたい気持ちは、一旦脇に置ないといけない。任せる相手は慎重に選び抜かなければならない。……どんなことであれ目先の華やかさに囚われてしまうと、ロクな目に遭わない。2016/11/04
