C.クリステンセン経営論

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  • サイズ B6判/ページ数 421p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478021347
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0034

内容説明

この二〇年間、破壊的イノベーションは次から次へと現れては狙い通りに標的を破壊していった。どうすれば健全に生き残ることができるのか。ハーバード・ビジネス・スクールの人気ナンバーワン教授クレイトン・M.クリステンセン教授、渾身のメッセージ。

目次

イノベーションのジレンマ―大企業が陥る「破壊的技術」の罠
戦略再構築へのドライビング・フォース・マッピング―組織の方向性を繰り返し検証する
「イノベーションのジレンマ」への挑戦―リーダー企業は「破壊的変化」にどう対処すべきか
医療ビジネスのジレンマ―イノベーションと効率化の進行を阻むものは何か
シフトする収益源を先読みする―製品ライフサイクルに伴うバリューチェーンの変化
よい経営理論、悪い経営理論―マネジメント研究の正しい姿勢
セグメンテーションという悪弊―「ジョブ」に焦点を当てたブランド構築が必要
アグリーメント・マトリックス―合意度に基づいて変革手法を見極めるツール
破壊的イノベーションで社会改革を実現する―現状投資に意味はない
財務分析がイノベーションを殺す―投資価値評価がもたらす3つのバイアス〔ほか〕

著者等紹介

クリステンセン,クレイトン・M.[クリステンセン,クレイトンM.] [Christensen,Clayton M.]
ハーバード・ビジネス・スクールのキム・B.クラーク記念講座教授。専門は企業経営論。コンサルティング・ファームのイノサイト共同創設者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

137
私は、「イノベーションのジレンマ」をはじめとしてクリステンセンの著作をいくつか読んでいます。他の経営書に比べて得るところが多く、この本も期待して読みました。15編のHBRへの掲載された論文集です。著者の考え方のエッセンスがわかります。13章などは学生に対するメッセージですね。私も話すときがあるので参考になりました。2017/04/11

Kawai Hideki

69
「イノベーションのジレンマ」のクレイトン•クリステンセン教授のHBR掲載論文全15編を収録。イノベーションのジレンマの回避方法や、その考え方が医療、社会変革にも出来ることを示す。また、経営理論研究の正しい姿勢や、イノベーターの5つの「発見力」、MBAの学生に贈る「人生のジレンマ」の克服法まで、トピックは多岐にわたる。特に悪い経営論を「二人の患者に効いた」事を根拠に治療法を押し付ける医者に例えているのが痛快。また、セグメントよりジョブに焦点を当てよ、という主張はリーンスタートアップの考えにも繋がっている。2014/12/04

飯田健雄

16
現代の経営学において、クレイトン・クリステンセンがやはり群を抜いて光り輝いています。この本読めば、SHARPの失墜も良く理解できます。2016/02/27

手押し戦車

13
顧客の声に耳を傾けることによってイノベーションや製品を生み出しトップになると成功した製品やサービスの延長で継続してしまい、破壊的技術が経済的魅力に乏しく見えて市場が将来どれくらい発展するのかを予測することは難しく見えてしまう。トップを揺るがす破壊的イノベーションの怖さは、競争の土俵を変えられて一気に市場を席巻して業界の経営戦略、成功体験やビジネスモデルを無効化される。イノベーション投資にしり込みすれば明日はなくなる。既存概念を壊したり、自社製品の延長にしがみついているとイノベーションの種を巻き忘れる。2015/02/18

Porco

10
私にはちょっと難しかったです。すみません。2022/11/14

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