内容説明
日本企業の強さは、経営理念を現場力で実現する「ものづくり経営」にある。それを流通業で実現したのがイトーヨーカ堂。その経営システムの原理に迫る。
目次
序章 ようこそ小売業・イトーヨーカ堂へ
第1章 イトーヨーカ堂の経営理念・哲学
第2章 1960年から1980年代を中心とする経営戦略
第3章 経営組織、その変革
第4章 商品別(部門別)損益計算制度
第5章 店舗投資シミュレーション・システム―資本支出決定の財務分析
第6章 グループマネジメント・システム
第7章 自主的組織能力の構築
第8章 イトーヨーカ堂の中国事業―国際企業モデル仮説との関連
終章
著者等紹介
邊見敏江[ヘンミトシエ]
1941年新潟県長岡市に生まれる。1960年新潟県立長岡商業高等学校卒業、1977年慶應義塾大学ビジネス・スクール修了。1960年(株)ヨーカ堂(現イトーヨーカ堂)入社。1985年取締役、1993年常務取締役就任、2003年常務取締役退任、2006年参与退任・退社。和光大学(1999年)をはじめ拓殖大学、専修大学、法政大学・同大学院、亜細亜大学、東洋大学大学院、大阪流通学院大学、2005年‐2011年は多摩大学、昭和女子大学、群馬県立女子大学などで非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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