内容説明
地震の発生から株価の変動まで…複雑システムを読み解き、エビデンスに基づく意思決定を実現する。膨大なデータをいかに未来に活かせるか。
目次
序章 統計数理研究所はデータ中心科学の中核的研究機関としての使命を果たす
第1章 医療 新しい臨床試験、治療法や診断法の開発を通して、先端医療に貢献していく
第2章 災害 地震活動の「ものさし」としてのETASモデル。着実に進む地震の予測
第3章 自然 野生生物の生きる姿をフィールドワークとデータから読み解く
第4章 情報 映像検索へのチャレンジと音声の個人性情報の抽出への取り組み
第5章 社会 日本人の国民性をより深く知るための意識の国際比較
第6章 先端数理と理論 「最適化」のニーズは世の中の至るところにある
第7章 気象 エルニーニョ現象も解析中。大いなる可能性を秘めたデータ同化という手法
第8章 健康 統計学者ではなく、応用統計家(Statistician)として
著者等紹介
奥松英幸[オクマツヒデユキ]
1958年兵庫県生まれ、中央大学卒業。フリーライターとして、企業広報、採用広報、求人広告の領域で、業界・業種を超えて広く企画・取材・執筆活動に従事。さらに中小企業のIR広報、大学や専門学校の学校広報に携わる。また、さまざまな書籍の執筆・構成を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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