内容説明
なんでもたくさん持つのが強いとは限らない。本当に大切な情報や人脈を生かすためのノウハウ。世界で活躍する日本のポップカルチャー伝道師が初めて明かす、マルチなプロデュース業の舞台裏。メールやツイッターの活用法、名刺やスケジュール管理と、すぐに使えるノウハウ。
目次
序章 記憶は信用できない
第1章 届いたメールは「捨てる」が原則
第2章 デスク周りの情報管理術
第3章 スケジュールとプロジェクト管理での“捨てどころ”
第4章 即時性を「捨てる」ツイッター活用術
第5章 自分に習得できないスキルは「捨てる」
第6章 自分の「企画力」を信用しないことから始まる「企画術」
終章 「まず動く」が成功のカギ
著者等紹介
櫻井孝昌[サクライタカマサ]
コンテンツメディアプロデューサー。1965年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。出版社を経てウェブサイト、音楽PV等のプロデュース、ノンフィクション作品の執筆などを手がける。作家、ジャーナリスト、企業や官公庁、アーティスト等の事業企画、イベント・メディアプロデュース等の仕事とならび、世界17カ国のべ49都市で講演やファッションショーなど文化外交活動を実施中。外務省の有識者会議委員、「世界コスプレサミット」エグゼクティブアドバイザー等の役職も歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yukima77
2
タイトルにある「仕事はうまくいく」かはどうか分からないが、これだけ情報があふれる現代で、本当に自分にとって必要なものだけを残すには、「捨てる」が大切なのはすごく共感。メールにせよ、名刺にせよ、時間にせよ、スキルにせよ。全部は絶対無理なので、まずはそれをちゃんと自覚できるかどうかがポイント。2019/12/29
minione
2
★★☆☆☆ #book 捨てるをキーワードに、 メールやスケジュールなどビジネスシーンで実践すると仕事がうまく回るという本。半分ぐらいは実体験を元にハック的な内容だったので、なるほどと思いながら読んでいたが、最後の方は書くことがなくなったのか、著者の仕事の内容に終始していた。仕事内容を通じて何かを訴えたかったかもしれないが、趣旨と違うのではと感じてしまい、自分としては消化不良。2011/09/24
よねちゃん
1
メールを削除できるのはすごいと思った。しかし、途中からコンテンツメディアプロデューサーとして「カワイイ」を世界に発信する仕事の内容となり、本の意図がぼやけてしまった。使ってみたいと思うようなノウハウもなかった。2011/09/30
えーてる
1
「届いたメールは捨てる」「名刺は捨てる」。すごい。デジタル化するのではない、本当に捨てる。挙句の果てには「ブログを書く時間を捨てる(だからブログを書かない)」。この究極のシンプル美ともいえるビジネス術の前半から一転、後半はアニメ文化外交として世界中を飛び回る著者が対面した、日本の「カワイイ」にあこがれる世界の人々のレポート。この食い合せの妙こそが本書の醍醐味だろうけれど、重要な後半の内容がタイトルからはまったく想像もできない隠し玉になっているのはこれいかに。2011/01/15
ブルーサークル♪
0
根が貧乏性だからか捨てるのは性に合わないなと思ったが、この本の後半部分は捨てても良いかなと思った。2013/12/05