内容説明
事故で脊髄を損傷、下半身マヒからの生還から起業そして一兆円企業に成長するまで。幾度となく困難を乗り越えた男の姿を、鋭い筆致で描いたノンフィクション。
目次
第１章 誕生―陸軍予備士官学校入学
第２章 運命の舞台
第３章 絶望のシベリア
第４章 創業の志
第５章 大企業への道
第６章 一兆円企業への道
著者等紹介
野口均［ノグチヒトシ］
フリーランス・ジャーナリスト。１９４７年埼玉県生まれ。小説家を志しつつ早稲田大学第一政治経済学部を卒業。雑誌記者を経て、８７年にフリーとなり、９１年まで野口雄一郎の筆名で雑誌『中央公論』『諸君』他にリポートを発表。以来、『プレジデント』『文芸春秋』『日経ビジネス』『フォーブス日本版』などを舞台に、政治・経済・外交問題を主なテーマに執筆活動を続ける。近年は人物論でも異彩を放っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Ken
3
太平洋戦争の激動期を生き抜き、シベリア抑留も強いられ、戦後の成長期に卓抜なアイデアと強力なリーダーシップで、一代でで1兆円企業にまで作り上げた大和ハウス工業創業者石橋信夫オーナーの人生が綴られ、こういう立派な人がいるんだという勇気をもらった。 プレハブ住宅産業から始まり、知らなかったが歩道橋建設を創出し、都市開発、外食店舗、ホームセンターやリゾートホテルなど今では当たり前の様々な産業など、石橋オーナーは数々の形を世に出した。怖くても人が付いてくる、充実さが人を育てることを改めて教えてくれた本だ。2013/10/10
Hiroyuki Takahata
2
なんなんだ、この不屈な人は！死ぬことを恐れてないよ、部下をさらにその部下に殴らせるなんて正に日本軍！近衛兵上がりの抑留組の不屈さが何もないところから日本を作り変える原動力になったんだ。2016/04/03
夢仙人
2
樋口さんの本とほとんど同じ。2013/06/20
