内容説明
そろそろ“地球”を語るのはやめにしないか?環境問題を考える前に読む、人類と地球の切っても切れない関係。
目次
第1章 わたしと地球の一日。(フォトエッセイ 光/水/酸素/重力/月;わたしと地球の関係。 ほか)
第2章 わたしと地球の物語。(My chronicle and the EARTH―わたしの地球年代記;星くずから地球へ ほか)
第3章 わたしと地球の境界線。(earth code―わたしに刻まれた地球のしるし。;Body/Birth/Hands/Eyes ほか)
Epilogue
12月31日23時37分(20万年前)―現生人類の誕生
12月31日24時00分(現在)―人類のいま
1月1日0時00分01秒(未来)―47億年目のわたしと地球の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネロ
6
「環境」の本です。ただし、環境といっても、地球温暖化の状況や新エネルギーを紹介するページはありません。この本は私たち生物の「体」に刻まれた「earth code」を取りあげることで、地球と私たちの関係を問い直す本です。私たち人類は生き残る為にどのような進化を遂げて来たのか、その進化の歴史をわかりやすく紐解いてくれます。『動物界脊椎動物門哺乳網霊長目ヒト科ホモ族サピエンス種』とは私たちのことです。このサピエンス種の私たちの体の背骨、目(白目部分)、鼻の下の線、手、他にも色々な器官が 2012/05/17
すのう@中四国読メの会コミュ参加中
2
ミクロで物事を見るのも大切ですが、マクロでの視点も大切にすべきだと思いました。物事はそんなに単純ではなく、様々なものが複雑に絡み合っており、それらが均衡を保っているのだと感じました。2012/03/29
アキ
1
宇宙の始まりは水素とヘリウムしかなかった。わたしたちの体は、主に炭素と水素と酸素から成り立っているが、46億年前に誕生した地球上にはじめ酸素は存在していなかった。地球や人類にとって光・水・酸素・重力・月の重要性、そして地球の歴史とわれわれの生き延びるための進化は切っても切れない関係であり、地球の歴史が体に刻み込まれている。3000万種という生命体の住処である地球は、全球凍結などを経て現在の姿にあるが、いつ環境の変化で人類という生命体がゼツメツしてもおかしくない。シンプルでまっすぐ刺さる言葉の多い本であった2016/11/02
naniwano03
1
地球環境問題、地球の危機とかいっちゃって実は 人類の危機 だということにハッとした。 地球環境問題とかいって、何万年 何億年も先のことを案じるより、もっと考えることがあるのではないだろうか。。。2012/02/02
hisako
1
本物の世界史2010/04/17