内容説明
相田みつをの生きる勇気がでる36の言葉。
目次
わけ合えば
いのち
しあわせはいつも
時は金じゃありません
枯れたすすき
傍観者
M君へ
道
見えないところで
親切という名の〔ほか〕
著者等紹介
相田みつを[アイダミツオ]
書家・詩人。1924年5月20日、栃木県足利市に生まれる。1937年旧制栃木県立足利中学校入学。中学卒業年次に山下陸奥の主宰する歌誌『一路』に参加する。歌会で生涯の師となる曹洞宗高福寺の禅僧・武井哲応老師と出逢う。その後独特の世界観を書として表現する。1954年第1回個展を足利市で開催し、それ以降全国各地で展覧会を行う。1984年に『にんげんだもの』(文化出版局)を出版し、のちにミリオンセラーとなる。1991年12月17日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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メルティ
32
みつをさんの詩は読み手によってさまざまな解釈がなされ、意味がひとつに固定されない詩だと思いますが、解説にて、みつおさん自身はこういう想いで描いていたのかということに触れると、感じるままに読むのとは、また違った味わいがあります。なぜこんなに真理をついているのかと思ったら、禅の心がこめられていたからなんですね。「雨の日には雨のなかを、風の日には風の中を」なんだか気持ちがゆったりしてきます。いいなぁ。2014/04/24
Maiラピ
14
あまりにも有名すぎて、実は相田みつをさん初読です。『うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる うばい合えば不満 わけ合えば感謝 うばい合えば戦争 わけ合えば平和』そうです、全部真理です。あたりまえの言葉だけど、忘れてしまう、心に刻んでおこう。絶筆の『円』がいいです。ちょうど仙厓の本も借りてきたので、どっぷり禅にはまります。2011/08/27
NEX
1
しあわせはいつも自分のこころがきめる 状況や立場が変わったら、感じ方も随分変わるだろうなという一冊。 ちょっと苦しいときにも読みたいな。2013/03/17
キムさんぽ
0
こころにしみる。2014/07/12
y
0
読まなくても見るだけで沁みてくる…こういう字を書けるようになったら面白いだろうなぁ。2020/12/12