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現代語訳 経営論語―渋沢流・仕事と生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478011959
  • NDC分類 123.83
  • Cコード C0034

内容説明

明治初期、大蔵省のエリート官僚だった渋沢が「明治の三傑」西郷・大久保・木戸をはじめ、伊藤博文、大隈重信ら政界トップと渡り合う様子や岩崎弥太郎とのいさかいなど、官を辞してからの財界におけるさまざまなシーンと共に、こよなく愛した「論語の言葉」を解説。渋沢による貴重な自著。

目次

第1章 『論語』と実業
第2章 私の青年時代
第3章 争いのすすめ
第4章 人物を見抜く基準
第5章 人に接する法
第6章 生活と信条
第7章 『論語』算盤説
第8章 教育のあり方
第9章 私の孔子観

著者等紹介

渋沢栄一[シブサワエイイチ]
1840年、現在の埼玉県深谷市に生まれる。6歳頃より四書五経、漢学、陽明学を学ぶ。なかでも渋沢の人格を鍛えたのが『論語』であり、生涯「事業と道徳の一致」、すなわち「論語と算盤」の一致を推奨した。1864年、24歳で一橋慶喜に仕え、1866年に慶喜が将軍となったため幕臣となる。1867~68年渡欧。1869年、出資を一般公募し、日本最初の株式会社ともいわれる「商法会所」を設立し成功。同年新政府へ移り、大蔵省へ出仕

由井常彦[ユイツネヒコ]
三井文庫常務理事・文庫長、明治大学名誉教授。1955年東京大学経済学部卒業。1960年同大学院修了。経済学博士。明治大学経営学部教授、文京学院大学大学院経営学研究科教授を歴任。現在、日本経営史研究所名誉会長をはじめ、渋沢栄一記念財団など多くの財団の理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nocturne2015

8
維新三傑のエピソードも含め、歴史ファンには面白い。2021/05/02

貧家ピー

4
渋沢栄一著「実験論語」を論題の共通したものを章別にまとめる・順序を入れ替えるといった編集を行った本。幕末の生まれ、倒幕を考えていた青年時代から大蔵省の官僚となる流れも面白かった。「明治の三傑」西郷・大久保・木戸をはじめ、伊藤博文、大隈重信ら政財界とのやり取りの中で、論語の言葉を引いて説明してくれるので、現代語訳という事も合わせて「論語」の一般的な解説書よりも理解が深まった。「論語」の根本教義であるという「忠恕」を学んでいきたい。2024/01/12

DRYM_8

1
簡易にまとめられているようで、入門編として読みやすかった。論語って面白いんだなぁ。おもしろい時代(それは大変な時代)を生きた人、歴史的な人物だから、登場人物も教科書に出てくるような人が身近な人物として描かれていて、それもまた楽しかった。2022/12/08

Masa03

0
日本が有色人種で初の強国と目されるようになった明治維新後の勃興の立役者の一人澁澤栄一。かのピーター・ドラッカーも称賛した澁澤による論語の効用を説いた書の現代語訳。 士農工商の士(本来は士大夫)が学ぶべきものとされ、農工商は不要とされていた論語を、ビジネスにも有用だと世に知らしめた功績は、澁澤自身の業績と比べても引けを取らないだろう。 現代語訳で読みやすかったが、現書も読んでみたくなった。2013/04/11

sakase

0
渋沢栄一の自伝、交友録、そして論語の説明。☆42015/05/12

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