利益は「率」より「額」をとれ!―1%より1円を重視する逆転の発想

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利益は「率」より「額」をとれ!―1%より1円を重視する逆転の発想

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478011676
  • NDC分類 336.87
  • Cコード C0033

出版社内容情報

なぜコンビニ弁当は「大量のロス」を前提にしたほうが最大利益となるのか。常識の裏側にある利益最大化のカラクリとは。

なぜ、コンビニ弁当は「大量廃棄」を前提にしたほうが利益が最大となるのか。調達・購買の最前線で活躍する現役のバイヤーだからこそ指摘できる、利益について考えるときの「落とし穴」をストーリーで紹介する。常識の裏側にある、利益最大化のカラクリと、実際に利益を最大化するための逆説的発想も解説。

内容説明

現役バイヤーが現場で見つけた、利益最大化のための6つの「逆説的」方法。

目次

第1章 なぜソニーは、アレだけの売上げがあるのに赤字に陥ったのか?
第2章 なぜパナソニックは、1万個で十分な半導体を100万個も買うのか?
第3章 なぜコンビニ弁当は、「大量廃棄」を前提としたほうが儲けが出るのか?
第4章 なぜユニクロは、利益「率」も利益「額」も低いヒートテックで総利益を最大化できるのか?
第5章 なぜマクドナルドは、「赤字商品」ハッピーセットの導入で最大利益をたたき出せるのか?
終章 なぜ日本は、製造業にしがみつくのか?―絶対的な優位性を捨てることで利益を最大化するという逆転の戦略

著者等紹介

坂口孝則[サカグチタカノリ]
現役バイヤーかつ調達業務研究家。大学卒業後、メーカーの調達部門に配属される。調達、購買、原価企画を担当。バイヤーとして担当したのは200社以上。「ほんとうの調達・購買・資材理論」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

23
利益は%である率で示されることが多いけれども、額であるにしかり。その理由はこの本の中のいくつかの例により、裏側に隠れてしまった数字の動きから、すんなり納得できる。額の推移の解体考察が本当のところを示しているのでは?と前々から疑問があったところ、ズバリとすっきり。良著です。2016/11/21

太鼓

10
勉強ではなく、好奇心で手にとっていただいて問題ない。面白かったです。もちろん勉強にもなります。2016/06/30

kabeo

2
タイトルに共感し、購入しました。利益にまつわるパラドックスを、実在企業をモデルとした物語で説明しており、さらっと読めました。それぞれの事例は簡略化したモデルで示されていますが、現実は色々な要素が複雑に絡んで結果となっているところが難しいと感じていますが、参考になりました。2012/12/10

かなく

1
正しいとされる考え方も状況によっては正しくない。ただ、利益とコストの構造は理解しておく必要はあると思った。物語は面白かった。2015/08/07

nocturne2015

1
B/SとP/Lを棒グラフにし、どの科目にどれくらい使っているかを一目みてわかるようにするというところは、素人でも一目瞭然のよい方法。

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