三国志で学ぶランチェスターの法則

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三国志で学ぶランチェスターの法則

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478009673
  • NDC分類 673.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

新規顧客を獲得する、新市場に参入する、市場ポジションを高めるなど、「チャレンジャー」の攻撃と、新参者を撃退する、優良顧客や市場シェアを守るなど、「チャンピオン」の王道を教える「ランチェスターの法則」を、三国志の名場面+ビジネス事例で理解する。

【目次】

はじめに

【序 章】「局地で戦え」‥戦いの場は狭く
博望坡の戦い
 ランチェスターの法則は博望坡の戦いで働いている
 チャレンジャーがガリバーになる道筋は二つある
 ビジネスに応用して策を練るには
 事例には読み方のコツと応用の仕方がある
 〈コラム〉一匹狼タイプのランチェスター戦略
 〈コラム〉三国時代の武器

【第一章】ガリバーの弱点を見つけて攻撃する
官渡の戦い
 ガリバーの弱点を見つけ攻撃する
 バリューチェーンを理解すると彼我の弱点が見えてくる
 事例…キヤノンが突いたガリバーの弱点
 事例…官僚支配の証券業界を一変させた松井証券

【第二章】ガリバーのいない場所を狙う
天下三分の計
 ガリバーが手をつけていない市場を探す
 セグメントをいかに探せるかで決まる
 事例…アスクルが見出した中小事業所セグメント
 事例…ブラザーを救った新たな市場
 事例…レッドハットが創ったビジネスモデル
 〈コラム〉大塚製薬のオロナミンC
 〈コラム〉営業マンは駐車場に目を向ける

【第三章】一騎討ちならば勝てる
長阪坡の戦い
 チャレンジャーは一騎討ちに持ち込む
 視点を変えると見えてくる
 ポーターの「ファイブ・フォース」モデル
 身近なことに応用できるランチェスターの発想
 事例…エルピーダが臨むサムスンとの一騎討ち
 事例…ミツカンの納豆市場への参入
 〈コラム〉その名は常山の趙子龍

【第四章】戦地を理解して戦う
赤壁の戦い
 土地を知り尽くした戦い方が勝利を呼ぶ
 事例…ディズニーランド・パリが乗り越えた文化摩擦
 商品の名称を変えるだけで売上が上がる
 ジャック・ウェルチの現地理解の手法
 事例…ビジネスモデルを現地に合わせたデル

【第五章】戦わずして勝つ
南郡城争奪戦
 孫子にいう「戦わずして勝つ」はワンランク上の戦い方
 事例…他社のがんばりがセブン銀行の利益に
 競合会社の出現がチャンスに変わる
 非接触型ICカードの発展で得したのは誰か
 デファクト・スタンダードをとる意味
 事例…iPodは戦わずして勝った!?
 〈コラム〉チャレンジャーのパラドックス
 〈コラム〉「レビットのねじの穴」理論

【第六章】ビジネスを生態系としてとらえるキーストーン戦略
荊州南四郡攻略戦
 ウォルマートやマイクロソフトのキーストーン戦略
 キーストーン戦略‥チャレンジャーのメリット
 トヨタのサプライヤーには容易になれない
 事例…野村総研が属する生態系
 成長の壁を越える

【第七章】表が無理ならば裏道から入る
瓦口関の攻防
 IBMのガースナー改革とランチェスター戦略
 事例…NEOMAXの攻めた道筋
 ランチェスター戦略とコア・コンピタンス経営の違い
 コア・コンピタンス論と似て非なるケイパビリティ論
 
【第八章】戦う目的に私心があってはならない
劉備の復讐戦と出師の表
 ストラテジック・インテントを掲げる
 先義後利のススメ
 事例…京セラのストラテジック・インテント

【第九章】時には陽動作戦が効果的
祁山の攻防と孔明の空城計
 価格で競合の意表を突く方法
 低価格戦略にいかに対抗すべきか
 〈コラム〉値上げで売上が増えることもある
 〈コラム〉チャレンジャーはタイアップが有効

【第十章】ガリバーとチャレンジャーの攻防
巣湖口の奇襲
 ガリバーは戦略の定石をとる
 事例…パナソニックが示す王者の戦略
 事例…コカ・コーラ対ペプシ――ゼロをめぐる戦い
 ガリバー企業が陥る戦略の死角
 戦略を使い分けることの重要性

【巻末資料】ランチェスター法則の数式解説

【著者紹介】
■江口陽子(えぐち・ようこ)
イー・フラット(e-フラット)代表取締役。ランチェスター戦略学会会員。東京理科大学工学部経営工学科卒業後、大手電機メーカーに入社。情報通信事業部門にて開発プロジェクトを多数経験。退職後、2004年に独立。2008年に株式会社イー・フラットを創立。著書に『9人の事例でわかるドロップシッピング』などがある。現在、「ダイヤモンド・オンライン」でレギューラー執筆中。

■吉田克己(よしだ・かつみ)
ディファレンシャル代表取締役、ならびに定非営利活動法人「五時から作家・書評家を支援する会R」代表。三国志学会会員。京都大学工学部卒業後、株式会社リクルート入社。情報ネットワーク事業部門で商品企画、営業マネジャーなどを経験後、インターネット系の事業部門で書籍および雑誌、EC分野を担当。2002年3月に退職し、有限会社ディファレンシャルを設立。また同年5月、特定非営利活動法人「五時から作家・書評家を支援する会R」(www.gojikarasakka.org)を設立。2007年4月、株式会社原田武夫国際戦略情報研究所の顧問に就任(2008年9月に退任)。共著書に『オンライン書店の可能性を探る』(日本エディタースクール)がある。2009年3月より、鷹司堂後のハンドル・ネームでブログ(dohgo.blog22.fc2.com)を運営中。

内容説明

ランチェスター戦略を『三国志』の物語をなぞることで、わかりやすく噛み砕いて解説。…市場における後発企業がナンバーワンになるにはどのような戦い方をすればよいのか。少ない駒数でも勝利する戦い方とはどのようなものか。ビジネスの王道を名場面+ビジネス事例で理解する。

目次

序章 「局地で戦え」―戦いの場は狭く
第1章 ガリバーの弱点を見つけて攻撃する
第2章 ガリバーのいない場所を狙う
第3章 一騎討ちならば勝てる
第4章 戦地を理解して戦う
第5章 戦わずして勝つ
第6章 ビジネスを生態系としてとらえるキーストーン戦略
第7章 表が無理ならば裏道から入る
第8章 戦う目的に私心があってはならない
第9章 時には陽動作戦が効果的
第10章 ガリバーとチャレンジャーの攻防

著者等紹介

江口陽子[エグチヨウコ]
イー・フラット(e‐フラット)代表取締役。ランチェスター戦略学会会員。東京理科大学工学部経営工学科卒業後、大手電機メーカーに入社。情報通信事業部門にて開発プロジェクトを多数経験。退職後、2004年に独立し、2008年に株式会社イー・フラットを設立

吉田克己[ヨシダカツミ]
ディファレンシャル代表取締役。特定非営利活動法人「五時から作家・書評家を支援する会」代表、三国志学会会員。京都大学工学部卒業後、株式会社リクルート入社。情報ネットワーク事業部門で商品企画、営業マネジャーなどを経験後、インターネット系の事業部門で、書籍および雑誌、EC分野を担当。2002年2月に同社を退職し、有限会社ディファレンシャルを設立。また同年5月、特定非営利活動法人「五時から作家・書評家を支援する会」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

できるだけ

8
ランチェスターの法則を全く知らずただただ「三国志で学ぶ」と「横山光輝三国志の諸葛孔明が表紙を飾ってる」ってだけで読み始めた本。 やっぱりキャッチフレーズと表紙のインパクトって大事、そして内容も固くなく、まず三国志の戦いを説明し、それを現代風に置き換えて説明するっていう表紙のようにソフトな内容、ランチェスターの法則の入り口としては優秀だと思う。 ランチェスターの法則どんなのか知りたければこの一冊で概要は分かると思う。2019/09/11

かつどん

6
ランチェスターを学ぶのに忙しいビジネスパーソンが分厚い専門書を読まなくとも済む目的な本書。 その為か事例にあまり深く突っ込まなかったり、そこが本質かな?と疑問に感じる点、題材に定まらず話を広げたりという...そうかこれは雑談ネタ的な立ち位置を狙ったのかな。文章の組み立て方が私の脳の相性とは悪いのだろう。そういう時こそ視点を広げるチャンスかも。。 横山光輝氏の三国志は昔から慣れ親しんでるので、ランチェスターを感覚的に捉えるのに助けになった。また他の理論と使い分けたりして多角的に捉えると良いとの考えに賛成。2016/10/31

二階堂聖

3
読むと三国志を強烈に読みたくなる一冊。ランチェスターの法則というものを全く知らない状態で読んだけれど、どういうものなのかということはよくわからなかった。ただ、興味は湧いたので、入門書としてはいい本なのだと思う。『ランチェスター第一法則から導き出される鉄則は、「チャレンジャーは局地で戦え」ということである。(P13)』2017/05/10

のら

3
面白い。三国志は青春時代を彩った一冊だ。なので内容が頭の中にスラスラ入った。歴史を血肉になるまでしっかり学んでいてよかったなあとしみじみ。「歴史から教訓を学べる」ということは、人間は昔からちっとも変っていないという証左である。であれば、昔の人間を躍らせてきた戦略も、いまだ古びず有効であるということだ。紹介されていたテクニックを、早速いくつか使ってみたい。2014/11/29

ジロー

3
三国志は大好きなので、飽きずに読めた。 ランチェスターの法則の入門(とっかかり)としては、良いのではないかと思う。実際の企業の例なども出てきて、分かりやすい内容となっている。 久々に、三国志の面々の名前が出てきて、また三国志を読み直したいなあと思ってしまった。2012/05/07

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