内容説明
英語の話せなかった元銀行マンが56歳で起業した翻訳会社がなぜ大手メーカーから選ばれるのか?「メイドインニッポン」を支える産業翻訳の世界。
目次
プロローグ 「普通」である、ということ
第1章 起業の志旬期
第2章 市場を開拓する
第3章 時機を読む視点
第4章 オープンな社内環境
第5章 苦境を乗り切る
第6章 クリエイティブとの出会い
第7章 経営者の心構え
エピローグ 油断が招いた創業五年目の危機
著者等紹介
中嶌重富[ナカジマシゲトミ]
昭和22年東京都生まれ。昭和41年東京都立千歳が丘高校卒業後、三井銀行に入行。国領支店、本店手形交換課、蒲田支店、人事部研修所、恵比寿支店を経て名古屋駅前支店融資課長、神保町支店得意先課長を歴任。平成元年7月末銀行退職。同年8月に翻訳会社の常務取締役就任。同社を平成16年2月末に退社。同年4月アラヤ株式会社を設立し代表取締役就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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dice-kn
4
著者は自分はごく普通だと言われていますが、普通を貫き通すことは実は非凡だったりしてと思ってしまいました。翻訳会社ということで、翻訳でイメージするのは海外の物語くらいでしたが、考えてみたら日常で触れるもののほとんどに翻訳が必要なんだなと気づきました。起業するしないはともかく、仕事に対する姿勢を見習いたいと思います。2021/04/11
Tonex
0
自分で普通だと言ってる人はたいてい普通じゃないし、苦労した話をいろいろ書いてあっても才能と幸運に恵まれていたようにしか感じられない。こういう本は自社の宣伝用という側面が大きいのだろうが、Amazonのレビューがいかにもサクラっぽいのはマイナス印象。2013/10/04
IIdamayu
0
中嶌さんの人柄が感じられる良き自伝だと思いました。自分も真摯にいきたいと思った一冊です。2010/10/26