内容説明
数字の特性から会計、投資、行動経済学までビジネスに役立つ数字力入門。数字の達人たちの言葉の中に大人になってから必要な「数字力」を感じよう。
目次
1 数字感覚の掴み方・磨き方(畑村洋太郎(畑村創造工学研究所代表))
2 数字の癖を知る(週刊ダイヤモンド編集部)
3 カレー屋経営で会計の基礎を考える(林總(公認会計士、税理士、経営コンサルタント))
4 プロが手出しできないバリュー株は必ずある(勝間和代(経済評論家、公認会計士))
5 投資で狼狽しないための基礎(服部哲也(マイベンチマーク取締役))
6 数字を見る自分の癖を知る(山崎元(楽天証券経済研究所客員研究員))
7 あなたが陥りがちな罠(週刊ダイヤモンド編集部)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kiki
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ためになった点は以下4つ ①数字を言葉へ変換・・・数字を単位当たりで考える、掛け算・割り算で分解するなど言葉でストーリーで説明すると理解し易い。 ②数字のクセを知る(価格の心理)・・・高価格の場合は「●円引き」と金額表示、低価格の場合は「●%引き」という割引表示が安く感じる。 ③挟み撃ち効果・・・あえて商品の種類を増やし上中下を設ける。例えば特上、上、並。この場合、お客様は「上」にお得感を感じる。売り手は売りたい商品を真ん中にする。 ④まとめ効果・・・まとめて値引きすることで安いという心理を与える。2013/10/05
Figaro
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数字が与える心理的な影響のくだりが面白かった。2010/06/26
じょくぼ
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基本的な数字感覚の磨き方から、経営指標の見方や投資の際の留意事項的な内容まで、広く浅く、という感じの本。気楽に読めて、そこそこ面白い。大きな数字はゼロの数と例をセットにして覚える、というのは、ちょっとした「目からうろこ」的内容だった。言われてみれば、そのとおりだなぁ、と。2009/05/22