出版社内容情報
マネジメント・人事、管理職の立場に立った、職場のメンタルヘルス問題の対応方法について産業医が書いた本
内容説明
現役の内科医兼産業医かつビジネススクールで教鞭をとる著者が書く、できる社員を守るための予防・対応策。単なる知識にとどまらず、企業の現場で役立つ話も記載。
目次
第1章 現場に潜む、メンタルヘルスの問題
第2章 できる人とメンタルヘルスなぜできる人が病んでいくのか
第3章 社員がうつ病にならないために、人事と管理職が知っておくべきこと
第4章 社内・社外資源をどう使うか
第5章 会社として今すぐできることは何か
第6章 メンタルヘルス問題社員に、具体的に何をすべきか
第7章 メンタルヘルス問題になる例とその個別対処法
第8章 うつがでにくい会社を作る
第9章 社員のメンタルを強くする、モチベーション・マネジメント
第10章 予防対応としての社員のメンタルマネジメント
著者等紹介
真野俊樹[マノトシキ]
医師、医学博士、経済学博士、MBA。多摩大学統合リスクマネジメント研究所教授。病院、企業(製薬企業、シンクタンク、証券業)、大学など9つの組織に従業員(マネジメント層)として働いた経験を持つ産業医で現役の内科医。さらに、その経験を活かし、多摩大学大学院、同志社大学大学院などのビジネススクールで教鞭をとる傍ら、多くの企業に産業医や顧問などとして関与している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
1
ダイジェスト版からの要約 日本におけるうつ病患者数は約360~600万人(WHO調査)、うつ病の問題が大きく注目されるのは、うつ病は職場、ひいては社会全体に大きな影響を及ぼすからだ。会社にうつ病の人がいて、もし職場のムードが暗かったとしたらどうか。意外に思われるが、職場に話し合える人がいる、笑顔があるといった事がうつ病を防ぐ秘訣だ。うつ病による障害日数(欠勤)は非うつ病の人の4倍ある。不眠症や寝不足による経済的損失は年間約3兆4690億円(試算)に上り、作業効率低下や、事故の危険性が高まり企業は大損失だ。2018/07/13
honmakainaa
0
症例もわかりやすく、産業医の目線でかかれており、人事・管理職向け。2014/07/10