出版社内容情報
すべての投資家は、自分だけは賢明だと信じている──暴落が訪れる瞬間まで。
金融市場で繰り返される陶酔的熱病の真相を巨人ガルブレイスがシニカルな筆致で綴る。バブルの本質を描いた不朽の名著復活!
内容説明
発生と崩壊を繰り返す「陶酔的熱病=金融バブル」の本質とは何か。今回の世界金融危機を正確に見通していた名著、ついに復活。
目次
1 投機のエピソード
2 投機に共通する要因
3 古典的なケース1 チューリップ狂、ジョン・ローとロワイヤル銀行
4 古典的なケース2 サウスシー・バブル
5 アメリカの伝統
6 一九二九年の大恐慌
7 再び一〇月がやって来た
8 教訓は歴史から
著者等紹介
ガルブレイス,ジョン・ケネス[ガルブレイス,ジョンケネス][Galbraith,John Kenneth]
1908年カナダ生まれ。1934年カリフォルニア大学バークレーにて経済学博士号を取得。二つの大学で教鞭をとった後、1949年ハーヴァード大学に移る。その間『フォーチュン』誌の編集委員を務めた。1961‐63年ケネディ政権でインド大使を務めた後、ハーヴァード大学に復帰、以後経済学部教授として1975年まで在任。退官後は名誉教授を務めた。1971年には、アメリカ経済学会会長に選ばれている。2006年4月29日、老衰のため永眠
鈴木哲太郎[スズキテツタロウ]
1926年東京都に生まれる。1948年東京大学法学部を卒業。在ジュネーブ国際機関日本政府代表部参事官、通産省大臣官房審議官、総合研究開発機構理事などを歴任した。現在弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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