ビジネススクールで教えるメンタルヘルスマネジメント入門―適応アプローチで個人と組織の活力を引き出す

電子版価格
¥1,782
  • 電子版あり

ビジネススクールで教えるメンタルヘルスマネジメント入門―適応アプローチで個人と組織の活力を引き出す

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478003374
  • NDC分類 498.8
  • Cコード C2034

内容説明

企業内のメンタルヘルスの問題を正しく理解するためには、ストレスに対する理解を深めるとともに、メンタルヘルスを「疾病とその治療」という狭い枠のなかで考えるのではなく、職場の対応も含めて改善を図る「適応アプローチ」という、より包括的な考え方で理解することが重要です。経営学とメンタルヘルスを融合させ、その両面からメンタル不調の予防策、対応策を考える本書のスタンスも、この適応アプローチの考え方に基づいています。

目次

第1部 基礎編(身近に起きているメンタル不調;メンタルヘルスの基礎知識;適応アプローチとは何か;ケース解説:誤った対応がもたらす悲劇;ストレスを理解する)
第2部 状況把握編(自己のストレス状況・特性を把握する;職場のストレス状況を把握する)
第3部 ソリューション編(セルフケアによるソリューション;リーダーシップによるソリューション;人的資源管理によるソリューション)

著者等紹介

佐藤隆[サトウタカシ]
日本鋼管病院の精神衛生室および同社人事部兼務にて、メンタルヘルス等の職務に携わる。慶應義塾大学および明治学院大学にて非常勤講師、東海大学短期大学部にて学科長を務める。学術活動として現在まで300社以上の企業を対象に、リーダーシップおよび管理職のメンタルヘルスに関する調査研究を実施。また、多数の企業における人事部・管理職向け研修や人事システム立案に携わる。現在、グロービス経営大学院大学教授。他に、ハンス・セリエ財団カナダ・ストレス研究所客員研究員、財団法人パブリックヘルスリサーチセンター付属ストレス科学研究所客員研究員、早稲田大学エクステンション(八丁堀校)非常勤講師を務める。また産業ストレス学会理事として組織開発を研究する。臨床心理学、精神保健学等を専攻。学会活動として、日本産業ストレス学会理事、日本産業精神保健学会員、日本心理臨床学会会員、日本ストレス学会等会員、産業・組織心理学会員(元監事)がある。臨床心理士、精神保健福祉士取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいろ

26
研修後に。今月から休職の方が復帰。心の不調が身体の不調へと繋がっていき、日常生活に支障をきたす。その前にできること、気付くことの大切さを感じる。実際どう対応すればいいのか?よくわからないから触れずにいたことが事例によって少し理解できたかも。講習会参加予定なので、もう少し読み込む。2017/05/14

ゆうすけ

1
普段何となく感じていたことがハッキリと書かれていた。仕事のやりがいや社会的意義が喪失することは単に仕事の負荷が上がることよりも精神的にキツイという指摘は自分のことを言われているようだった。しかしそのような問題を解決することは容易ではない。本書はマネージメントという題名なので組織のリーダーに向けられたものと解釈するが、良いリーダーであればここに書かれていることは既に実践できていると思う。問題なのはそうでないリーダーがたくさんいて、彼らがここに書かれていることを理解し実践できないということ。2020/05/12

Noriko S

1
クラスの予習本。メンタル不調には様々な要因が絡み合って発症する。事例を読むたびに心が痛くなってくる。しかし、フレームワークが気になる私って、、、、う~む。2016/07/04

コジターレ

1
読メ登録前に読了。

星の人

1
もはや心の病は特別なものではなく、日常にありふれたものなのだと再認識できました。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13074
  • ご注意事項

最近チェックした商品