内容説明
日本で販売されている金融商品は問題だらけ。特別な仕組みの預金や個人向けの年金保険など、巧妙なワナの仕掛けられた商品が大手金融機関で堂々と売られている。その上、恐ろしいことに、窓口の販売員側もその問題点を自覚していないことが多い。本書では、豊富な図版と広告例を通じて、「金融商品のワナ」の見破り方と、数少ない良質な金融商品の使い方を解説する。
目次
第1章 最近流行している『危ない金融商品』のポイント解説
第2章 インフレに強いのは、意外にも、古くからある普通預金
第3章 高金利で元本保証で、しかも金利がステップアップする円定期預金
第4章 よほどの不運に見舞われない限り、高金利が得られる債券
第5章 ふつうより有利な条件でスタートできる外貨預金
第6章 元本は円建で安全で高金利なのに、円安でさらに金利が上がる預金
第7章 大学や地方銀行などが喜んで買い、個人なら富裕層しか買えない債券
著者等紹介
吉本佳生[ヨシモトヨシオ]
経済学者(エコノミスト)。1963年三重県紀伊長島町生まれ。名古屋市立大学経済学部卒業後、住友銀行勤務を経て、名古屋市立大学大学院経済学研究科満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アルパカ
2
金融商品を購入する気はありませんが、本当に普通預金と定期預金で大丈夫か、とたまに不安になります。これを読んで大丈夫だと思いました。株の勉強は少しずつしていますが。誠実な文章でいいです。大手銀行でも信用できないなんて世の中って恐ろしい・・・。2019/03/15
楽天家業
2
目先の金利に騙されて、貴重な金融資産を減らしてしまう人がこの世にはなんと多い事か。本著ではそんな巷にあふれた”金融機関にとって都合のよい”金融商品に隠された危険をしっかりと分析してくれている。著者の解説を読んで内容が理解できないと感じたら、その商品に類する物は絶対に買ってはいけない。なぜならば、プロが仕組んだ様々な罠にはめられ、毒林檎を食わされることになるからだ。低金利や将来のインフレを理由に運用を初めてみようと思ってる人には特にお勧めの一冊。普通預金や定期預金の価値を再認識する事になるだろう。2011/04/26
Humbaba
2
金融商品は多数あるが,買い手の有利な商品というのは多くない.特に,満期の決定権というのは非常に大切な権利である.それを相手に委ねるということは,必ず自分の損する方向に意思決定がなされるということである.2011/02/04
Humbaba
2
おいしい話というものは存在しない。話を聞いても理解出来ないほどに難しい金融商品は、基本的に存するようにできている。自分で考えることが大切であり、考えても分からないようなものに手を出してはいけない。2010/02/13
kalo
1
『一般的な普通預金は、インフレに対応して預金金利が上がったときに、すぐにそれが適用されます。だからインフレに強いのです。』←覚えときます。2013/02/05




