ミンツバーグ教授のマネジャーの学校

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  • サイズ B6判/ページ数 185p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478002711
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0034

内容説明

『MBAが会社を滅ぼす』の世界的経営学者ミンツバーグ教授が教えてくれたビジネススクールでは学べないマネジメントの本質。実際にあった物語を通じてやさしく解説。

目次

序章 バブル崩壊、そして突然のリストラ―朝一番のメールで、明暗が分かれる
第1章 ある日、会社が買収された―新しい女性ボスは、コストカットの鬼
第2章 義父、ヘンリー・ミンツバーグ教授―現場経験を重視する、異色の世界的経営学者
第3章 ランチタイムから始めよう―お弁当持参の勉強会「コーチング・アワセルブズ」の始まり
第4章 芽生え始めた、小さな変化―共感から意識改革に至るプロセス
第5章 そして、キャリアや人生も変わる―「コーチング・アワセルブズ」を広める会社を立ち上げる
終章 対話によって、深い内省を促す―日本版を「リフレクション・ラウンドテーブル」として展開

著者等紹介

レニール,フィル[レニール,フィル][LeNir,Philip]
コーチング・アワセルブズ創設者。1970年、カナダ・モントリオール生まれ。マギル大学にて電子工学を学び、1991年卒業の後、大手通信会社の研究機関で働く。コンコルディア大学にて音楽を学ぶ傍ら、1996年Java開発会社の起業を経て、1999年音声認識ソフト開発企業に入社。同社にて買収後のマネジャーのモチベーションを上げるため、ヘンリー・ミンツバーグ教授の助言の下、マネジャー育成のためのセッションを開始

重光直之[シゲミツナオユキ]
株式会社ジェイフィール取締役。株式会社ニイタカ、社団法人日本能率協会を経て現在に至る。ヘンリー・ミンツバーグ教授との出会いを機に、ミドルマネジャーを元気にする「リフレクション・ラウンドテーブル」を日本に導入し、プログラム開発とファシリテーターを担当。「感じる研修エンジニアリング」の普及にも力を入れ、マネジメント・スキットの開発や、演出家を招いての役作り研修など、多彩なプログラムを展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りー

10
コーチング・アワセルブズ マネジメント・ハプニングス10〜15分。ひとり2分で何があったか話す。 トピックに基づく内省と対話45分。取り上げたテーマに関するトピックについて話し合う。その時の各自の現実の問題を反映できるとなお良い。 まとめ 話し合いの結果見えてきたやるべきことについてのまとめ。それをやるかどうかは各自に任せる。 2017/08/17

てんちゃん

3
「人材は人間とは違う。組織は人材の塊で、コミュニティは人間の塊だ。人間同士は、繋がりを深め、協力して様々な問題を解決する。組織も自分も行動も変える事が出来る。」ミンツバーグのこの言葉が、刺さった。無機質なマネジメント論に、初めて血が通った。2017/12/06

コジターレ

2
この本でミンツバーグに興味を持った。マネジメントハプニングス、リフレクティングプロセスなどは、おおいに参考になった。2015/01/25

mass

1
マネジメントは経験により学んでいくものであり、リフレクション内省をきちんと行えばうまくいく。コーチングアワセルブズ、マネジャーがみんなでマネジメントを学ぶ会。まず「マネジメントハプニングス」で最近起こったマネジメント上の出来事を語り合う。よそ行きの言葉ではなく、自分が感じたままを話し合えば良い。その後、マネジメントの理論を紐解き、学習をより深くさせる。それらにより、ミドルマネジャーがつながる場が確保され、変革の起点となる。企業の立て直しはトップダウンでもボトムアップでもなく、ミドルアウトで行くべきである。2017/04/22

足々タリ

1
世界的な経営学の権威であるH・ミンツバーグ氏を義父に持つ筆者が自身の会社に起こったマネジメントの問題を、ミンツバーグ氏の助言から解決していくというノンフィクションの体験談。ミンツバーグ氏が開発に携わったIMPM(国際マネジメント実務修士課程プログラム)を参考にして筆者が作ったマネジャー育成手法「コーチング・アワセルブズ」の導入とその成果について述べる。コーチング・アワセルブズは現在大手企業でも採り入れられており、その解説書としてもこの本は手元に置いておく価値がある。2015/09/18

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