内容説明
戦略経営の時代に先駆けたマーケティング・コンセプトの原点。Harvard Business Reviewへ寄稿した全25本の論考を収録。
目次
第1部 一九六〇年代(マーケティング近視眼;購買意欲調査をめぐる狂騒曲;アイデアマンの大罪;製品ライフ・サイクルの活用;岐路に立つブランディング;模倣戦略の優位性;新市場への参入は慎重に)
第2部 一九七〇年代(広告の倫理性をめぐる考察;サービス・マニュファクチャリング;原材料の不足を逆手に取ったマーケティング;サービスの工業化;市場の変化に即したマーケティング)
第3部 一九八〇年代(マーケティングの成功条件は差別化にある;無形性のマーケティング;市場のグローバリゼーション;顧客との絆をマネジメントする)
第4部 一九九〇年代(広告は夢を売るもの)
第5部 二〇〇〇年代(マーケティングの針路(インタビュー))
補遺(資本主義時代に成功するビジネスパーソン像;企業の社会的責任にまつわる危うさ;冷戦の雪解け;技術から科学への主役交代;産業界がジョンソン大統領を支持する理由;社会から孤立するアメリカ産業界;プロフェッショナル・マネジャーの条件)
著者等紹介
レビット,セオドア[レビット,セオドア][Levitt,Theodore]
元ハーバード・ビジネススクール名誉教授。1925年ドイツに生まれ、ナチスの勃興と共に一家はアメリカへ移住、オハイオ州デイトンに落ち着き、1940年に市民権を得た。1951年にオハイオ州立大学で経済学のPh.Dを取得した。ノースダコタ大学で最初に教鞭を執り、一貫して教職に携わったが、1959年からハーバード・ビジネススクールの教壇に立ち、1985年から1989年は『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌編集長も兼任した。1990年に退職。2006年6月28日に81歳で永眠
有賀裕子[アルガユウコ]
東京大学法学部卒。ロンドン・ビジネススクールMBA(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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