統合リスク管理入門―ERMの基礎から実践まで

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  • サイズ A5判/ページ数 428p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478001189
  • NDC分類 336
  • Cコード C0034

出版社内容情報

エンロン事件をはじめとする企業不祥事や国際的テロの脅威などを背景として注目をされている統合リスク管理(通称ERM)について、この分野の専門家として一目置かれている著者が、豊富な成功・失敗事例を交えながら平易に解説した中級者向けの入門書。リスク管理体制を構築し運用していく上で頼りになる実践の書である。

内容説明

信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスクを管理するための考え方とその手法、組織的アプローチの方法を説く。豊富な事例によって、ベスト・プラクティスにいたるプロセスを概観できる書。

目次

第1部 リスク管理の背景(イントロダクション;学ぶべき教訓;概念とプロセス)
第2部 ERMの枠組み(ERMとは;コーポレート・ガバナンス;業務執行部門の管理;ポートフォリオ管理;リスク移転;リスク分析;データと情報技術;利害関係者の管理)
第3部 リスク管理の応用(信用リスク管理;市場リスク管理;オペレーショナル・リスク管理;ビジネスへの応用;金融機関;エネルギー会社;一般事業会社)
第4部 将来展望(予測;エバーラスト社)

著者等紹介

ラム,ジェームズ[ラム,ジェームズ][Lam,James]
独立系リスク・コンサルティング会社であるジェームズ・ラム・アンド・アソシエイツ社社長。同社を設立する以前は、イー・リスク社の創業者兼社長であり、オリバー・ワイマン・アンド・カンパニー社のパートナーであった。1977年、フィデリティ・インベストメント社のCRO(チーフ・リスク・オフィサー)として、グローバル・アソシエーション・オブ・リスク・プロフェッショナルズより、初のファイナンシャル・リスク・マネジャー・オブ・ザ・イヤーとして表彰される。バルーチ大学を首席で卒業し、UCLAでMBAを取得。バブソン大学でファイナンス論の客員教授をつとめる

林康史[ハヤシヤスシ]
立正大学経済学部教授。クボタ・住友生命保険・大和投資信託・あおぞら銀行を経て、現職

茶野努[チャノツトム]
住友生命リスク管理統括部勤務。住友生命総合研究所、九州大学経済学部客員助教授を経て、現職。2008年10月より武蔵大学経済学部教授就任(予定)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kona

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ERMについて一通りの概念が学べる良書。将来の予測に関しては、若干楽観的すぎる嫌いはある。2011/04/08

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