内容説明
かんばんやのパインさんは、町中のかんばんをつくりかえることになりました。大きいかんばん、小さいかんばん、まるいかんばん…それはもうたくさん!すっかりかきおえてとりつけると、たいへんなことに!?
著者等紹介
ケスラー,レオナード[ケスラー,レオナード] [Kessler,Leonard]
1920‐2022。アメリカ、オハイオ州生まれ。画家だった祖母の影響で絵が好きになり、高校に通いながら看板を描く仕事をし、戦後、ペンシルベニア州のカーネギーメロン大学に入学。画家のアンディ・ウォーホルと知り合い、卒業後も親交を深めた。26歳の時に、ソーシャルワーカーであり幼稚園教諭だったエセルと結婚し、1949年にニューヨークへ移住。31歳の時に『What’s In a Line?』で絵本作家としてデビューすると、以後、200冊以上の作品を発表。内、妻との共作が40冊以上ある
小宮由[コミヤユウ]
1974‐。東京生まれ。2004年より東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」主宰。祖父は、トルストイ文学の翻訳家であり良心的兵役拒否者である、故北御門二郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
67
児童書、低学年向き▽パインさんは、街中の看板を作っている看板屋。リトル・タウンの看板が古くなり作り直すことになった。パインさんは張り切って全部の看板を描き直し、さあ新しい看板を付ける日になったけれど、パインさんのメガネが見つからない。ぼやけた目で街中の看板を設置すると、街は大騒ぎ。ケーキ屋さんの看板は帽子屋さん、本屋さんの看板は駐車禁止、銀行がパン屋になっていた。パインさんはメガネを探していて気づかない▽ゆかいな物語。2024.7刊2024/12/27
chiaki
36
待ちに待った1巻がやっと読めました!そっかパインさんは元かんばんやさんだったんですね。ある日、経年劣化に伴って町中のさまざまな看板を1週間で作り替え、取り換えることに。あれれー!?なんだかとっても大変、おかしなことになりましたよ。看板って大切~笑 普段読書をしない次女ですが、このシリーズはお気に入り。早く4巻以降が出てくれなきゃ、次女が読書しないです~!2024/12/10
shiho♪
15
何人かの読友さんのレビューで好評だったので気になり、図書室に入れた3巻シリーズの1巻目。 街中の看板を一手に引き受けている看板屋のパインさん。 古くなった看板を一斉に交換…ところが付け替えた看板はごちゃまぜで街中は大混乱! パインさんのやらかし(笑)の理由とは…。 絵もポップで目を引きます。幼年童話の1人読みにも最適*ˊᵕˋ*2025/01/19
あおい
13
古くなった町の看板を新しく作りかえて欲しいと町長に頼まれた看板屋のパインさん。看板が完成し、いざ付け替える時に…パインさん、その状態で付けかえちゃダメ!低学年の子の1人読みに良さそう。2024/10/31
mntmt
5
看板がまちがえてると大変なことになるんだなぁ。イラストも洒落てる。2024/08/11