内容説明
ぼくらしくいるのが1ばん!さぁ、優勝するのはどっち?ハチャメチャでおもしろい!
著者等紹介
ガントス,ジャック[ガントス,ジャック] [Gantos,Jack]
1951‐。アメリカ、ペンシルバニア州生まれ。ボストンのエマーソン大学在籍中に、ニコール・ルーベルと出会い、1976年『あくたれラルフ』(童話館出版)で作家デビュー。その後「あくたれラルフ」シリーズをつぎつぎと発表しながら、エマーソン大学とバーモント大学で、創作児童文学を教えた。その他の作品に『ぼく、かぎをのんじゃった!』(徳間書店)などがあり、執筆活動と講演活動を精力的に行なっている
ルーベル,ニコール[ルーベル,ニコール] [Rubel,Nicole]
1953‐。アメリカ、フロリダ州生まれ。タフツ大学で絵を学び美術学士号を取得。フランスの画家アンリ・マティスと故郷マイアミビーチのアール・デコ建築に影響を受けた。デビュー作『あくたれラルフ』は数々の賞を受賞し、1999年にアメリカでテレビ番組にもなった。「あくたれラルフ」シリーズ以外にも、数多くの作品を発表している
小宮由[コミヤユウ]
1974‐。東京生まれ。大学卒業後、出版社勤務、留学を経て、子どもの本の翻訳に携わる。家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父はトルストイ文学の翻訳家、北御門二郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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k sato
20
猫のラルフはセイラの大事なお友達。でも困ったことに、ラルフは悪たれなのです。お馴染みとなったラルフの唯我独尊。猫の一番を決めるコンテストに出場することになったラルフ。一体、なにを競うのか不安を覚えながら読みました。そして、優勝できると確信しているラルフの身の程知らずにも驚愕します!ラルフのライバルはいとこのパーシー。セイラはラルフのために特訓してくれました!しかしコンテストに出場するも・・・結果は想像通りでした。どのような結末であっても、素のラルフを愛するセイラ。再び、セイラとラルフの絆を感じました。2024/04/16
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
『あくたれラルフ』 https://bookmeter.com/books/92626 が児童書になって登場!絵本より読み応えがあるので、低学年に絵本の読み聞かせをして児童書の貸し出しにしたい。相変わらずやりたい放題ののラルフですが、にくめないやつです!『 コンテストで、そわそわ / とっくん、とっくん! / 二ひきのこねこの話 / ぼくは、ぼくらしく 』2021/11/04
mntmt
12
だめだ。ダメダメラルフを応援してしまう。2022/02/22
Midori Matsuoka
7
ブサカワがクセになるネコ、あくたれラルフ。絵本だけかと思ったら、幼年文学になっていた! ねこの一番を決めるねこコンテストに出ることにしたラルフ。ライバルは人気者のパーシー。 セイラに励まされてとっくんしますが、ラルフの魅力は審査員に伝わるのでしょうか?? フルカラーの挿し絵とふりがなつきなので易しく読める作品。 今回はあまりセイラにめいわくかけてないなあ笑。2022/04/13
遠い日
7
「あくたれラルフ」シリーズが読み物になった!読み物でもあくたれぶりは健在。ただ今回は、猫コンテストに出ていとこのパーシーに勝ちたい一心で、セイラの特訓に従うところに、あれ?と意外な一面を見る思い。いやいや待て待て、ラルフがこれで終わるはずがないじゃん!とひとりツッコミつつ読むことしばし。やっぱり出ました、あくたれぶり。それでこそラルフ!2022/01/23