出版社内容情報
おふくさんたちがみんなでご飯を食べていると、腹を空かせた鬼がやってきました。でも残っているのはお芋が一つ。どうするの?鬼も巻きこんでつくったものは何?福をわければ笑顔いっぱい。
服部美法[ハットリミホ]
著・文・その他
内容説明
おふくさんをこわがらせようとやってきたおに。でも、おふくさんたちはへいきのへっちゃら!「こわいかおはつまらない。いっしょにわらいましょう」と。さあ、「わらい」たいけつはいったいどうなる!?
著者等紹介
服部美法[ハットリミホ]
三重県生まれ。大杉華水氏に師事し、伊勢型紙を学ぶ。子どもの本専門店「メリーゴーランド」(三重県四日市市)主宰の「絵本塾」に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
49
服部美法さんの絵本、初読み。図書館で表紙を見て手に取る。おにを始め、おふくさんたちの表情がとても豊かでユーモラス。読み終わってからも何度も何度も絵を見ては、「もう いいかーい?」「まーだだよー」の表情、目、鼻、口の開け方、手の位置など楽しんだ。読む人が皆、幸せな気持ちにひたることができる。2021/11/06
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
41
前作はまだ未読ですが「おふくさん」の続編。陽気でニコニコ働き者のおふくさんを見ているとこっちも元気を貰えます。おふくさんと鬼の掛け合い、変顔が面白いです。おふくわけ=お福分け。皆さんに福がきますように。2018/05/09
たーちゃん
32
【絵本ナビ】以前読友さんにオススメされていた絵本なのですが、図書館にリクエストするものの近隣の図書館にもないと言われすぐに読むことを断念していたら、なんと絵本ナビの全ページ試し読みにありました!!おふくさんたちの明るい声が聞こえてくるようで、最後には鬼さんと一緒に美味しそうに食べる様子が幸せそのものでした。2020/05/28
anne@灯れ松明の火
30
節分時期の放課後デイで、相棒が読んだ。「おふくさん」シリーズ2。福々しい顔のおふくさんたちがご飯を食べていると、腹を空かせた鬼がやってきた。でも残っているのはお芋が一つ。鬼も巻きこんでつくったものは何? 「もういーかい」「まーだだよ」の繰り返しページが楽しかった♪ 読み終わった後、ひとり、つくったもののページを見にきた子がいた♪ 美味しそうで、近くで見たかったのかな?2021/02/03
たいぱぱ
29
前作に引き続き、ほっこりした気分になれました。子供たちはおふくさんたちの顔芸に笑っちゃうんだろうな~。おふくさんたちのモデルは服部さんのお母さんとのこと。さぞかし温かい家族だったんでしょうね。ふと気付いたフグに目が行き、フグの動きだけをずっと追ってしまいました。『バムとケロ』シリーズみたいに、こういう細かいの好きです。『おふくわけ』という言葉は本当にあるんですね。服部さんと同じ地方に住むのに使ったことありません(^^;。2017/09/11