内容説明
字をおぼえないトーマスは、つぎつぎともんだいをおこしますが、へっちゃら!ところがある日、大じこをおこしてしまって…!?
著者等紹介
ハッチンス,パット[ハッチンス,パット] [Hutchins,Pat]
1942‐。イギリスのヨークシャー生まれ。ダーリントン美術学校を経て、リーズ美術大学でイラストレーションとデザインを学ぶ。卒業後、ロンドンの広告代理店にてアートディレクターの補佐をする。その後、結婚してニューヨークに移り住み、児童書のイラストレーターを志す。編集者スーザン・ヒルシマンと出会い、『ロージーのおさんぽ』(偕成社)でデビュー。1974年、『風がふいたら』(評論社)でケイト・グリーナウェイ賞受賞
小宮由[コミヤユウ]
1974‐。東京生まれ。大学卒業後、出版社勤務、留学を経て、子どもの本の翻訳に携わる。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
42
何これ可笑しい〰!自分には関係ないと、字を覚えようとしないトーマス。どこへ行っても字が読めないからトイレだって間違うし、色々大変なことに巻き込まれ、遂には大事故を引き起こして牢獄へ…笑 ラストへと向かうハッピーな展開は本好き、読書好きにはたまらない♡2021/02/10
annzuhime
34
島外の図書館から取り寄せ。字を覚えようとしないトーマス。覚えるよう言われても「かんけいないね」。でもどこもかしこも文字だらけ。大事なことも見逃してしまうトーマスだけど「かんけいないね」。でもとうとう大事故が起きる。字が読めることは素晴らしい。世界を見ればそれが当たり前だと言えない地域もあるわけで。全ての人に読書の素晴らしさが伝わりますように。CASA BRUTUSの大人も深読みしたいこどもの本100。2024/01/27
たまきら
31
うわあ、なんて困った男子なんだ!おたまさん、ページが進むたびに口から舌が飛び出し、すっかり集中しているもよう。お話のおしまいには大笑い。結構天邪鬼だったわけね、トーマス。読み友さんから。2017/08/23
シュシュ
22
字が読めないために、様々ことをしでかしてしまって牢屋に入ったトーマス。周りの人に何を言われも、トーマスは「かんけいないね」の一言。そんなトーマスも字を覚える必要を感じ、牢屋で囚人から字を習って、ついには本好きになってしまった。でも、決していい子になった訳じゃない、最後のセリフがよかった!2017/12/28
花林糖
18
(図書館本)これは原文だと面白いのかな?面白さが余り伝わらず残念。身近にこんな子どもが居たら大変です。2017/05/19
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