内容説明
大人もこわがる16人のギャングに、どうどうとしょうぶをいどむ、ちびっこウォーリー。あの手この手をつくして…、さぁ、いったいどうなる!?
著者等紹介
ケネディ,リチャード[ケネディ,リチャード] [Kennedy,Richard]
1932‐2008。アメリカ、ミズーリ州生まれ。ポートランド州立大学とオレゴン州立大学の大学院で自然科学を学び、オレゴン州で小学校教諭を経て、作家となる。物語は、20歳で書き始め、十数作を発表。代表作『ふしぎをのせたアリエル号』(徳間書店)は、世界8カ国で翻訳され、受賞も含めて高い評価を得ている
シーモント,マーク[シーモント,マーク] [Simont,Marc]
1915‐2013。フランス、パリ生まれ。アーティストの父の影響で幼い頃から絵を描き始め、後に、パリやニューヨークの学校で絵を学ぶ。デビュー作は、1939年、エマ・G・スターン作の児童文学の挿絵で、以来、著作は100冊を超える。1950年『はなをくんくん』(福音館書店)でコルデコット・オナー賞、1957年『木はいいなぁ』(偕成社)でコルデコット賞を受賞
小宮由[コミヤユウ]
1974、東京生まれ。大学卒業後、出版社勤務、留学を経て、子どもの本の翻訳に携わる。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父はトルストイ文学の翻訳家、北御門二郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
43
小さな町に突如やって来た16人のギャングに、町の人たちは息を潜めて雲隠れ。小さな少年ウォーリーは、たった一人で16人のギャングたちに知恵を振り絞って立ち向かいます。(振り絞ってる感全然ないけど!笑)まぬけなギャングたちが憎めない♡こんな、小さき者の逆転劇は大好物です!いつかブックトークしたいな〰♪2021/02/11
花林糖
17
(図書館本)男の子とギャング団の知恵比べ。この手のお話は何も考えずに読むのがいいですね。しかしギャングの間抜けさにビックリ。2017/05/25
けほんこ
10
探さなくて良いんかい って思ったけど 読んでみたら面白かった 少年 頭をつかって 力で悪さしてきたやつらを 倒すという まさに子どもがワクワクする本 良かったです 娘に 僕も娘が頭を使ったら 勝てちゃうかもよと 伝えたらワクワクした顔 してました 2017/07/17
みー
10
半年以上待って、ようやく他館から借りられた。挿絵は、「ぼくはめいたんてい」の人なんだ!低学年の子が。一人でも読みやすく面白いお話だった。小さな男の子の、知恵と勇気が爽快!!!2017/07/16
ヒラP@ehon.gohon
10
16人のギャングを相手に、ウォーリーの素晴らしい頭脳プレイです。 町の人が恐れて隠れてしまった中で、たった一人でギャングたちに立ち向かいます。 コミカルな転回ですが、最後にギャングのボスとの対決のおちは読めませんでした。 ギャングたちの単純細胞が笑えました。2016/04/02
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