内容説明
にんげんのせかいをみにいきたいとおもっていた、ねずみとライオンのおはなしです。ようせいにまほうをかけられた、でっかいねずみとちっちゃなライオンのあとをおってみましょう…。小学校1・2年生向き。
著者等紹介
タイタス,イブ[タイタス,イブ]
1922年にニューヨーク市で生まれた女流作家で、詩人、ピアニストとしても知られている。パリのチーズねずみ『アナトール』のシリーズや、シャーロック・ホームズの地下室に住んでいた探偵ねずみ『ベイカー街のバジル』のシリーズで子どもたちの人気作家となる
光吉夏弥[ミツヨシナツヤ]
1904~89年。佐賀県生まれ。慶応義塾大学卒業。毎日新聞記者をへて、絵本・写真・バレエの研究・評論に活躍
ワイズガード,レオナード[ワイズガード,レオナード]
1916年にコネチカット州のニューヘブンで生まれ、ニューヨークやイギリスで育った。ニューヨークのプラット・インスティチュートで絵を学び、「ニューヨーカー」「ハーパース・バザー」などの一流雑誌の仕事をし、バレエ「くるみ割り人形」の舞台装置と衣裳をデザインしたこともある。子どもの本では、1947年度のコールデコット賞(アメリカの最優秀絵本賞)を受けた『小さい島』(ゴールデン・マクドナルド文)をはじめ、文も自分で書いたのをふくめて、100冊以上もの本の絵を描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
羽雪*hane**
30
小学生低学年向けっていうわりに言い回しが乱暴だったりで、なんだかなあ。2020/09/17
宇宙猫
14
★★★ 普通の子供の本。どうして読みたい本に入れていたのか思い出せないな。2023/04/21
遠い日
8
ワイスガード(本書ではワイズガードと表記されていますが)の絵を求めて。人間の世界を見に行きたいねずみとライオンが、それぞれ町へと出かけた時に、親切な妖精の計らいで、知らぬ間に魔法をかけられた2匹。人間が驚かないようにという妖精の考えだったが、自分の与り知らないところで起きる騒動に、ヘトヘトにされてしまうという事態となる。ねずみはライオンより大きく見え、ライオンはねずみより小さく見える魔法のせいで。あるがままがいいと思い知った2匹のその後は安泰だ。2017/06/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
12月予定の2年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。2019/11/08
kazu_tea
7
人間の世界を見に出掛けたネズミとライオンのお話。妖精がちょっとした魔法を使ったために、ちょっとゴタゴタしたことに・・・。ノスタルジックな絵が魅力的です。2014/06/17