内容説明
「いつかぼく、とべるようになるんだ!」まいにちまいにち、とぶれんしゅうをしているぶたのトントン。トンととびあがって、トーンとはずみ、トトトーンとはずんで、トトンととびあがる。みんなからもらったトランポリンでいきおいよくとびはねたトントンだけど…。さあ、トントンはとべるのかな!?「いつか、とべるようになるんだ!」と信じてがんばる、ぶたのトントン。一途な気持ちがユーモアいっぱいに描かれて、「信じる気持ちが、やっぱり一番たいせつ!?」と、最後はクスッと笑えるおはなし。
著者等紹介
チャーチ,キャロライン・ジェイン[チャーチ,キャロラインジェイン][Church,Caroline Jayne]
イギリスで活躍する絵本作家。絵本以外にも、広告や、キャラクターデザインなど幅広い分野でイラストを手がけている。絵本作品も多数発行しており、世界8か国で翻訳されている
石津ちひろ[イシズチヒロ]
愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家、詩人として活躍中。絵本『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、翻訳絵本『あらまっ!』(小学館)で日本絵本賞読者賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。翻訳作品も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
75
娘チョイス。ウマ、ウシ、ヒツジ、イヌ、アヒル、ニワトリなど、農場で忙しく働く動物たち。それなのに、ブタのトントンだけは、空にあこがれ、一日中、飛ぶ練習をしてばかりで働かない。ばかりか、飛行に失敗してみんなに迷惑をかけてばかり。みんなは「このままでは牧場がメチャクチャになってしまう!」と、危機感を募らせる。そこで、トントンにトランポリンがプレゼントされたのだが…。このトランポリン、丸くて周辺が赤枠で、奇しくも我が家のトランポリンとそっくり。娘も、うちにもあるね!と、感情移入もひとしおだったようだ。2016/02/27
遠い日
16
飛びたいブタ、トントン。働き者ばかりの農場で、飛ぶ練習に余念がないトントンはみんなに迷惑をかけてばかり。トントンの一生懸命さも、みんなの困り顔も、どちらもよくわかる。でも、みんなに支えてもらったトントンはやっぱりだいじな仲間でしょう。願い続けた夢は、努力と信念で叶えられた。2016/03/13
biba
4
周りの動物たちの作戦が良かった。注意するだけじゃなく、他の方法を考えてあげると良い方向に向かうんだね。2019/06/24
2時ママ
4
長女7歳 独り読み。2016/03/27
2時ママ
4
次女 5歳 独り読み。2016/03/27