内容説明
ベニーは、あたらしいうちにひっこすことになったのに、あんまりうれしくはありません。なかよしのいぬのレックスもひっこしたくないのです。なにがしんぱいなのでしょう?小学校低学年向。
著者等紹介
アシャロン,セラ[アシャロン,セラ]
アメリカの若い女流作家で、「フレイディ・キャット」「小ネズミと汽車」「お話の本のおどろき」など、小さい子どもたちの心に密着したかずかずの喜ばしい本で知られている
光吉夏弥[ミツヨシナツヤ]
1904~89年。佐賀県生まれ。慶応義塾大学卒業。毎日新聞記者をへて、絵本・写真・バレエの研究・評論に活躍。児童書の翻訳多数
パール,スーザン[パール,スーザン]
オーストリアのウィーン生まれの女流画家で、12歳のころからウィーンの新聞の子どものページの絵をかいていた。アメリカへ渡ってからはファッション雑誌「ヴォーグ」のスタッフとして活躍、1965年にはイタリアの国際風刺画家展で受賞、ニューヨークのメトロポリタン・オペラその他の舞台装置や衣裳のデザインでも有名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
25
新しい家に引っ越し!お母さんもお父さんもとても喜んでいるけど、友だちと離れたくないベニーはちっとも嬉しくなくて…。キーツの絵本『ぼくのいぬがまいごです!』を思い出しました。子どもって大人が思ってる以上に困難も簡単に乗り越えちゃうよね!2023/11/29
シュシュ
22
低学年から。新しい家に引っ越してすぐに飼い犬が行方不明になって、探していくうちに、いっしょに探してくれる子がどんどん増えて、実はみんな近所の子だった。短いけれど、引越しに対する子どもの不安もしっかり描かれていたので、後半の展開が面白く感じた。光吉夏弥さんの訳は信頼できる。2017/03/04
ほんわか・かめ
16
引っ越し先でお友達ができるか不安な僕。でも子どもたちは一瞬で垣根を越えてくる。これからも楽しい毎日が送れそうです。幼年童話2023/07/18
yomite
4
これはいい!からっと明るくて、読み終わるころには自然ににやけてくる。いい!2021/03/01
NakaTaka
4
お引越しは誰でも不安だ。友達ができなかったらどうしよう。そういう不安は誰しも持つものだ。転校の経験ある子が共感できるかな。2017/02/02
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