内容説明
おしょうさまはこんやはかえらない。どうしよう、おしっこ。でも、もうがまんできない。そとは、あやしいかげ。やみにひかるめ。あわててほんどうににげかえるが、そのあとこぞうさんにたいへんなことが―。
著者等紹介
はせがわかこ[ハセガワカコ]
東京生まれ。明治大学短期大学法律科卒業後、OL生活を経て児童書の挿絵や絵本の仕事にたずさわる。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
33
夜中怖くてひとりでトイレに行けないこぞうさん。いつもは和尚さまを起こして行くけど、和尚さまは今日は留守。行灯持って一人で…出たーーーーー!!と思いきや♪楽しい動物たちとの宴の始まりを聞きつけて、逆におばけを呼んじゃう!笑 こぞうさんの恐怖と安堵が可笑しい。こわい絵本好きの1年生におすすめ。2020/09/25
ヒラP@ehon.gohon
28
怖がりの小僧さんが、怖さを吹き飛ばすためにと叩きはじめた太鼓の音が、面白おかしく響きわたります。 でも小僧さんは必死ですよね。 途中から本当に怖いお話になっていきますが、おばけがお経で退散するところでお話がまとまりました。 やっとおトイレに行けて、スッキリできて良かったです。2021/08/01
たまきら
21
はっとお便所に行きたかったことを思い出すページで母娘そろって「ああっ!もらしちゃってる!」・・・もらしてませんでした。おこぞうさんごめんね。2018/03/22
こふみ
20
怖い話(?)なんですが、こぞうさんが表情豊かで可愛らしい。いろいろあったけど、おしっこ間に合って良かったね。2021/10/26
り こ む ん
16
【本屋立ち読み】こわがりなこぞうさん。よる一人でトイレにも行けない。そんなこぞうさんが、一人でお留守番のお話。怖くて太鼓を叩いたら、逆に呼んじゃうところが、おもしろいけど…ちょっと、おばけがかわいそうな事に(笑)私なら一緒に踊っちゃうけどな。最後はスッキリできて良かったね(笑)2014/08/19