ドキュメント・ユニバーサルデザイン
伴走者たち―障害のあるランナーをささえる

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  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784477019291
  • NDC分類 K369
  • Cコード C0036

内容説明

本書では、さまざまな「伴走活動」について、伴走者たちがどんなくふうや努力をしているのか、どんな思いで伴走しているのかに焦点をあてて、取材。もちろん、ランナーたち本人のことも。

目次

序章 スタート十秒前!
第1章 伴走教室へようこそ―視覚障害のあるランナーとともに走る
第2章 だれかの夢が、自分の夢に―仲間とともに走る
第3章 スタート前から伴走 ホノルルマラソン―発達障害・知的障害のあるランナーとともに走る
第4章 もう一度、風を切って走りたい―義足のアスリートとともに走る

著者等紹介

星野恭子[ホシノキョウコ]
1966年新潟市生まれ。フリーライター。大学卒業後、5年間の会社勤務を経て1994年から米国留学。マスコミュニケーション学修士号取得後、ウェブサイトの編集に携わる。2001年に帰国後、雑誌やウェブサイトを中心に、ビジネス、医療、スポーツ、福祉など、幅広く取材執筆。2004年ごろから、ランニングや伴走、スポーツボランティア活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鈴木拓

17
視覚障碍者のランニングをサポートするガイドランナーをはじめ、様々な障碍を持つ人たちとの伴走について、とてもわかりやすく解説した一冊。想像していることと、実際にやってみることでは、まったく違う気づきがあるのだと思う。そこにあるのは、やってもらう、やってあげるという関係性ではなく、共に喜びを共有する意識なのだろう。いかに目の前の人に対するかというのは、障碍の有無に拘わらず当たり前の姿勢だが、実際にただ障碍があると聞いただけで壁を作ってしまうことも少なくない。伴走という小さな一歩が大きな気付きに繋がるのだろう。2023/08/05

三色かじ香

6
伴走は、ただ隣を走るだけでなくて、コツがあって、感動があって。「ロープが消えた」「ロープが見える」の話が印象的です。また、自閉症のための伴走者というものの存在を知りました。2019/10/02

のん@絵本童話専門

1
伴走者という存在を初めて知った。見えないからこそ走りたいという気持ちを書かれていたのが印象的。伴走者の育成に携わった立場から良い伴走者の要素について書いてあるが、それはそっくりそのまま、障害のある方への接し方そのものを表していると感じた。高学年〜2024/07/26

どくしょん

1
視覚障がいがあっても安全に走ることができるように、「目」の代わりになって道案内をしながら走るのが伴走者だ。ランナーと1本のロープを握りあって伴に走るのだ。この本は障がい者ランナーを支える人々の活動を紹介している。 「ゴールの感動は二人分!」「ランナーがランニングハイを経験することが自分への最高のごほうび」「実は支えられているのは私の方なのです」という伴走者たちの言葉がとても印象的。リオパラリンピックでは伴走者にも注目したい。 2016/09/16

オカヤン

1
いつか伴走に関わりたいなと思いながら。。障害があってもカッコよく生きる、素敵ですね☆2015/11/17

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