内容説明
ロザモンドのねこの、まくらカバーがなくなってしまいました。そのまくらカバーがないと、ねこはねむれないというのです。めいたんていネートは、よなかにでんわでおこされて…。小学校初級向。
著者等紹介
シャーマット，マージョリー・ワインマン［シャーマット，マージョリーワインマン］［Ｓｈａｒｍａｔ，Ｍａｒｊｏｒｉｅ Ｗｅｉｎｍａｎ］
１９２８年生まれのアメリカの作家。生まれ故郷のメイン州ポートランドの短大で学び、広告などの仕事に従事していました。子ども時代からの作家になる夢を絵本『レックス』で果たし、以後幼年向きからヤングアダルト向きまで、広い範囲の作品を発表しています
シマント，マーク［シマント，マーク］［Ｓｉｍｏｎｔ，Ｍａｒｃ］
１９１５年パリに生まれ、子ども時代をフランス、スペイン、アメリカで過ごしました。パリとアメリカで美術を学び、マインダート・ディヨング、マーガレット・ワイズ・ブラウン、シャーマットなどの作品のさし絵を担当。ジャニス・メイ・ユードリ文の絵本『木はいいなあ』の絵でコールデコット賞を受賞しました。またジェイムズ・サーバーの『たくさんのお月さま』に新しい絵を添えて高く評価されました
神宮輝夫［ジングウテルオ］
１９３２年群馬県生まれ。早稲田大学英文科卒業。青山学院大学名誉教授。児童文学評論、創作、翻訳など、はばひろく活躍している
沢田澄江［サワダスミエ］
１９７０年生まれ。白百合女子大学大学院児童文学専攻修士課程修了。児童文化研究センター研究助手を経て、現在同研究センター準研究員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
5
ひさしぶりの「名探偵ネート」シリーズ。市役所に用事があり、そのすぐそばにある図書館本館に行って直に借りてきた（いつもは予約して勤務館で受け取っていた）。またまたロザモンドの変人ぶりが発揮されている。表紙のシーンが秀逸。ふくらはぎじゃなく、手です。おとなはこの手を持つ食堂のネッドおじさんしか出てこないというのも、なにげにすごい。2012/05/12
ココユキ
4
次男も眠かったのでこれをチョイスしたとのこと。ねむいのに真夜中にロザモンドにたたき起こされ、事件を依頼され、あげくたいした感謝もされないなんてひどすぎる…と肩を落としていました。次男も、学校ではいろいろ頑張るし頼まれごともこなすのだけど、意外と（先生からさえも）ロザモンドのような「ありがと」をもらうことがほとんどのようで、ネートの心持ちがいたく分かったとのことでした。一緒に本を読むと、普段は話してくれない子供の心のうちを聞けることがあるので、中学生になっても読み聞かせ的なことは続けていきたいです。2014/11/04
千尋
4
『名探偵ネート』シリーズ＊夜中にネートは電話で友達のロザモンドに起こされてしまいます。ロザモンドの猫の枕カバーがなくなってしまい、その枕カバーがないと猫は眠れないと言うので・・ネートは愛犬スラッジと一緒に夜中に枕カバーを探しにいきます＊本編に出てくるネッドおじさんの食堂のパンケーキがとても美味しそうでした＊＊2011/10/23
の
3
久々の多読再開に向け、自信が無いので和訳読んでからの原書チャレンジですー。2015/01/14
さくら@絵本記録
2
【5歳7ヶ月】娘からのリクエスト本。一人読み。2022/11/21
